ボリビアの密林を一人で生き抜いた実話を元にしたスリラー。
旅先で出会った3人と、自ら案内役を買って出たカールを合わせた4人が、
密林の奥地へと探検に行くことになる。
意見の相違から、途中で陸路組と水路組の2組に分かれるが、
水路を選んだ主人公たちは急流に呑まれ、
主人公は一人でサバイバルをせざるを得なくなる。
そのサバイバルシーンにおいて、
幻覚を見たり、ジャガーや毒虫に襲われたり、、
というのがこの映画のひとつの見所なのだが、
額のコブを切ると中からヒルがニョロニョロ出てきたり、
全身をアリに刺されて覚醒したり(?)と、
ちょっとグロい&痛いシーンもあるにはある。
結局、水路組のもう一人も下流の住民に助けられていて、
彼が救難に来てハッピーエンド。
あれ?陸路を選んだ、案内役のカールともう一人はどうなったの?ということに対しては、
最後にオチがつく。
実はカールは当局から追われている人間で、
陸路の二人は、結局最後まで見つからなかったそうな。
一応、実話をベースにしているらしく、
エンドロールで4人の写真が流れるのがリアリティを増しているが、
サバイバルの内容がどこまで本当かと言われると、
本人のみが知るところだろう。
特にどうということはない映画なのだけれども、
勢いで最後まで観てしまうという感じかな。
適正価格(劇場換算):1,200円