映画「メカニック:ワールドミッション」

前作がまずまずだったのと、
ここを読んでくれている方に、続編も薦められたので、
早速観てみましたよ。

確かに、ワールドミッション。

手元のメモによれば、
リオデジャネイロから始まり、

タイ、マレーシア、オーストラリア、ブルガリア、と、

今回のジェイソンさんは世界を駆けまわります。

しかーーし!
だからといって評価を甘くしないのが、ukiyobanare流。

前作は、ニヒルともいえる、
主人公の殺し屋的哲学が滲み出る感じがよかったのに、

今回は、前半3分の1ぐらいが、
ジェシカ・アルバ演じるヒロインにデレデレなんですわ。

あくまでも冷徹な殺し屋稼業を貫くのがいいのに、
ジェームズ・ボンド的な女好き要素はいらないんだな。。

それに、ジェイソン・ステイサムって、
薄毛ではあるけれど(失礼)、決してコワ面ではないので、
ロマンス的な要素が入ると、
ちょっと違っちゃうんだよなーと。

何だろう、たぶん前作の評判が良かったのと、
どうせなら「007シリーズ」に似せちゃえってことで、
悪い意味で小奇麗にまとまっちゃった感じかな。

後半はようやく、主人公も殺し屋の本能を取り戻すんだけど、
そこはトミーリー・ジョーンズじゃない。。。!

んーー、なんかところどころで勿体ない気がしてならない。

「2作目」にありがちな、
狙いすぎてもどかしくなるパターンを、実感させてくれた。

ジェシカ・アルバは、
昔のジェニファー・ロペスっぽいんだけど、
いまいちブレイクし切れないのが不思議。

でも、もうアラフォーなのね。

適正価格(劇場換算):1,100円