2019年のアメリカ映画。
エイリアン(統治者)に支配された地球。
統治者に従い、
人民を統制する当局と、
それに対抗するレジスタンスの争いを描く。
設定としてはSFなのだけれど、
テーマは人間同士の闘いが主眼なため、
ドラマ的要素が強い。
飲酒のため、
途中で寝落ちしたこともあり、
「1.5回」この映画を観たわけだけど、
嫌いな作品じゃない。
ガチなSFを求める人的には、
エイリアンの描写がイマイチ、
ということになるのだろうけれど、
主義・信条を異にする人間同士のドラマ、
と捉えれば、結構イケる。
要はエイリアンを「ダシ」にして、
人間の醜さ・美しさを描く、
ということですな。
なので、
なんとなく、「第9地区」に似てるなぁ、
と思ったわけだが、
ブログの日付を見てビックリ。
もう11年も前なのか。
そりゃ、老けるわけですわ。
それはそうと、
この映画の中で、
「エイリアンに統治されたことで、
USの就業率は上がり、犯罪は減った」
という描写があるのだが、
まぁ、今の日本にしてみれば、
いっそのこと、
エイリアンが首相をやってくれた方がマシかも、
と思ってしまうわけで。
適正価格(劇場換算):1,600円