映画「オーシャンズ8」
2018年のアメリカ映画。

『オーシャンズ11~13』で、
ジョージ・クルーニーが演じた、
ダニー・オーシャンの妹(サンドラ・ブロック)がリーダーとなり、
8人の女泥棒が1.5億ドルの宝石を盗む、
というお話。

本家『オーシャンズ』の方は

ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、
マット・デイモン、アンディ・ガルシア、
ジュリア・ロバーツ、ヴァンサン・カッセル

等々、、、
まさに「オールスターキャスト」で、

しかも監督がソダーバーグなので、
見所十分、鋭いセンスが光っていたと思う。

一方、そのスピンオフとも言える本作は、
表面上は本家を模倣しているけれども、
ストーリーや脚本に何の面白味もなく、

そして何と言っても、
このシリーズで重要なキャスティングの部分に、
何の魅力もないのが致命的。

「8人の女泥棒」を演じられる女優は、
もっと他にいるだろうに、

ケイト・ブランシェットとアン・ハサウェイが、
かろうじて存在感を放っている以外は、
まぁ、ひどい。

パーティのシーンでは、
よく見れば、おっ、という著名人を参加させているのに、

メイン処の配役がこれでは、
ちょっとなぁ。。。

ドタバタの学芸会を見せられている感じで、
これはダメな映画の典型例。

B級映画って、
最初からB級だと開き直るところに、
逆に味が出てくるわけだけれども、

この映画のように、
ガチで撮った結果がB級だった場合には、
割と救いようがない。

適正価格(劇場価格):700円