珍しい、ロシア&キプロスによる、
2022年のSF映画。
危機に瀕した地球を救うため、
古い地層から発掘された、
生命合成装置と共に、
主人公含むクルーたちは、
第二の地球と定めた、
惑星テスへと、
旅立つことになる。
しかし、
あえなくワープが失敗し、
送り込まれたのは、
惑星テスではない、
どこだか分からぬ場所。
けれど、眼の前にある惑星が、
テスよりも、
生命を育むには最適だと判断し、
その惑星で、
生命合成装置を発動させることに決める。
だが、それを邪魔する、
謎のエイリアン。
クルーが一人、また一人と殺される中、
主人公は、
この惑星の正体と、
地球で発見された生命合成装置の意味を、
はっきりと悟ることになる。
とまぁ、こんな話なんだけど、
期待度がかなり低かった分、
十分楽しめたかな。
内容的には、
安っぽい「インターステラー」に、
エイリアン要素をプラスした感じで、
序盤にさりげなく出てくる、
量子エンタングルメントとかが、
クライマックスで、
ジワジワと効いていて、
意外と奥が深いというか、
普通に惹き込まれて観てしまった。
謎のエイリアンと闘うシーンも、
そこそこドキドキ感を味わうことができて、
なんだろう、
脚本のディテールに目を瞑れば、
かなりイイ線いってるんじゃないですか??
適正価格(劇場換算):1,600円