2023年、日本のSF・アクション映画「ゴジラ-1.0」
みなさんご存知の、
ハリウッドでも高評価だった、
ゴジラ映画。

そういえば、
ハリウッドにおけるモンスターって、

エイリアンせよ、
ジェイソンにせよ、

「巨大」なものって、
せめてキングコングぐらいで、

だからそもそも、
ゴジラや怪獣が、

あちらでは、
ウケるんでしょうね。

※我々日本人には、
円谷プロのお陰で、
悪者=巨大、という、
刷り込みがありますが。

さて、この作品。

一言で評するならば、
「ズルい」。

だって、
ゴジラをネタにした、
真向勝負の怪獣映画ではなく、

第2次世界大戦と絡めた、
人間ドラマが、
半分以上を占めてますからね。

なので、
怪獣アクションとしての要素よりも、

特攻隊(今更?)と絡めた、
お涙頂戴系の、

いかにも日本人好みな、
ストーリーなのだけれども、

これがUSでウケたというのは、
前述したとおりのゴジラという、
コンテンツの魅力と、

あとは、第2次大戦後の、
US占領下の日本、という描写が、

戦勝国としては、
心地よかったのではないかと。

敢えて辛口で評するならば、
やってることは、

ハリウッドの「宇宙戦争」とかと、
何も変わらない。

要は、戦後日本という特殊な状況と、
ゴジラという、
世界的な(?)コンテンツを、
上手く利用しただけ。

もちろん、映画として、
十分に楽しめますが、

作品として評価できるかどうかは、
個人的には、ビミョー。

適正価格(劇場換算):2,100円

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