天才的なドライバー(車の運転)センスを持ち、
強盗団の中で、
「逃がし屋」の役割の主人公。
子供の頃のトラウマから、
耳鳴りが止まらなくなり、
終始イヤホンで音楽を聴いている、
その音楽と、
強盗・運転とが、
妙にハマっている、
不思議なノリのアクション映画。
同じ強盗団の一味として、
ジェイミー・フォックスも出演しているのだが、
彼に音楽について語らせるシーンもあって、
ちょっとニヤリとさせられる。
ストーリーとしては実に単純で、
ボスの立案にもとづいて、
何度か強盗を繰り返すのだけれど、
あるとき、仲間が取引相手を、
殺してしまうという失態を犯してしまい、
主人公は、恋人ともに、
逃げることになるのだが…
というお話。
自分は詳しくないのだけれど、
とにかく主人公が聴く音楽の、
Funkっぽいノリが、
実にハマっていて、
まさに音楽あっての映画。
あとは、カーアクションが、
なかなかの見モノかな。
内容的にはややポップすぎて、
おっさん向けではなかったけれども、
仕事に疲れた頭で、
軽~く楽しむには、
ちょうど良かったかもしれない。
適正価格(劇場換算):1,500円