エリー・グリフィス 作、「窓辺の愛書家」(創元推理文庫)
一般的には、
評価の高いミステリーらしいけど、
自分的にはNGだった。

NGだった理由は、
下記の通り。

1.ストーリーの起伏に欠ける
無駄に多くの登場人物がいて、
次々と死んでゆく。

ただそれだけで、
物語として楽しめる要素が、
ほぼない。

2.ミステリー要素が薄い
基本は犯人捜しなのだが、
こじつけ的なヒントを元に、
種明かしされるだけで、

トリックもなければ、
殺人動機も不自然。

3.登場人物が無駄に多い
「1」にも書いたけれど、
いきなり言われても、
誰だっけ?ってなる。

いわゆるモブキャラはまだしも、
その家族とか飼い犬とか、
いちいち名前覚えてられないし。

4.中途半端な人間関係
突然、登場人物同士が、
セックス仲になったり、
同性愛だのなんなのと、

ストーリーに少しでも、
幅を持たせるつもりなんだろうけど、

心理描写とかも適当すぎて、
いかにも薄っぺらい。

以上、辛口書評でした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です