怒涛の連日映画鑑賞。
「シネマート六本木」は、
六本木の飲み屋街の奥にある小さな映画館だが、
日曜の明るい時間帯だったので、
何の誘惑にも引かれずに、無事辿り着く。
オゾン層の破壊のために、
「明日の午前4:44」に人類が確実に滅亡する、
という状況の中で、
最後の1日を人々がどのように過ごすか、
を描いたヒューマンドラマ。
題材が題材なので、
「2012年」的なアレを求めて観にきた人もいたかもしれませんが、
そんなシーンは一切ありません。
ただ開始5分後から始まるセックス・シーンは、
無駄に長く、卑猥です。
主演は、まさかの(?)。
最後の最後にグリーン・ゴブリンに変身して、
スパイダーマンと一緒に地球を救うのかと思いましたが、
残念ながらそんなシーンはありません。
ヒューマンドラマです。
ヒロインがBuddhistという設定もあり、
映画全体が諦観に満ちてる。
逃げたり混乱する人々は、一切描かれず、
それぞれが思いのままに、静かに最期の時を迎えようとしている。
ただウィレム・デフォー演じる主人公だけは、
人生が最後まで諦めきれずに、葛藤する。
最後の最後まで、悩み、苦しみ、
そして遂に、グリーン・ゴブリンに・・・なりません。
ヒューマンドラマです。
・・・・・・
ということで、アメリカ映画にしては、
割と重い映画。
[…] 一年ほど前に、ウィレム・デフォー主演の「4:44 地球最期の日という映画を観たが、 あの映画はおそらくこの小説を下敷きにしていたのではないだろうか。 […]
[…] 逆に後者は、自分が観たものでも少なく、 「4:44 地球最期の日」、「ノウイング」ぐらいだろうか。 […]
[…] 最近観た映画では、「地球最後の男」とか「4:44 地球最期の日」みたいな、 モヤモヤとした世界観も嫌いじゃない。 […]