誕生日プレゼントにいただいたものを、
約1か月半かけてちびちび楽しんだ。
初めて知ったのだが、
サントリーは「世界五大ウィスキー」のすべての産地に、
蒸留所を有しているとのことで、
この「碧Ao」は、
それら5か所の原酒をブレンドしたという、
まさにサントリーならではの、
プレミアム・ブレンデッド。
味の特徴を僕なりの言葉で表現するならば、
「品と豊かさ」。
舌触りはこの上なく柔らかく、
香りも強すぎず、
優等生には違いないのだが、
でもどことなく影というか、
後味の複雑さがあり、
常に近くにおいておきたい、
そんな魅力的なウィスキーだ。
良いウィスキーというのは、
ほんの少し(ここが重要)、
常温の水を加えることで、
ストレートのときよりも、
香りも味もぐっと引き立つ。
ほんとに少し加えるだけなので、
「水割り」と呼べるのかもわからないが、
この「碧Ao」も、
そんな飲み方をすることで、
その魅力を一層楽しむことができる。