誰しもが実感したことのある、
歳を取ると、
時間の経つのが早くなる
楽しいときは、
あっという間に時間がすぎる
という現象を、
心理学、神経生物学的に検証した本。
タイトルに惹かれて読んでみたものの、
自分が、これらの学問の知識に乏しいのと、
2行で済む話を、
長々と語るという著者のクセ?で、
正直、イマイチな印象。
いやぁ、それこそ、
時間がゆっくり流れる読書だった。
時間間隔の「ズレ」についての、
さまざまな説を紹介しているわけだが、
最後の最後で、
年をとるほど時間が速く感じられるのは、
ほかの人たちがそう言っているから・・・
この説明は循環論法のようで、
落ち着かない感じがする。
それでも私は、
確かにそうかもしれないと思う。
って言っちゃってるのは、
うーん、ちょっと強引というか投槍というか、
ここまで長々と語っておいて、
それはないんじゃね?
と思うのですが。
繰り返しますが、
この本を読んでいる間は、
「時間は飛ぶようには過ぎません」