2023年2月11日。
普段であれば、
(もはや何の記念かも分からない)
「建国記念日」
とやらで、
祝日になるはずなのだけれど、
今年は土曜日。
なんだか損した気分ではあるが、
土曜日勤務の妻は、
めでたく休みになったとのことで、
まぁ、骨休みに、
近場の温泉にでも行きますか、と。
湯河原方面はやや飽きたので、
今回は群馬へ。
父方の祖先のルーツでもあり、
仕事で行くことが多かったこともあり、
群馬には愛着があります。
(前橋の夜、高崎の夜、伊勢崎の夜、
いやぁ、懐かしい…。)
ということで、
水上温泉と隣接する、
谷川温泉へGo。
旅行するとなったら、
とことん非日常感を味わいたく、
まずは、東京文化会館の精養軒で、
ゆったりランチでございます。
食べ終わって店を出る頃には、
階段下まで行列だったから、
11時台に入店したのは、
正解中の正解。
普段は食べないような洋食と、
ワインも3杯ぐらいは飲んだかな。
これで出発の心構えはOK。
旅とはいえど、
敢えて近場を選んでいるので、
新幹線で1時間弱、
早くも上毛高原駅に到着。
グンマーちゃんが、
お出迎えです。
ちょっとうつむき加減で、
お疲れ気味なのが気になりますが、
人気者ですからね。
ゆるキャラの中では、
トップクラスの可愛さだと、
個人的には思います。
さて、問題はここから。
谷川温泉に行くためには、
必然的に隣接する、
水上温泉を目指すことになるわけですが、
上毛高原駅は新幹線オンリーの駅なので、
水上駅に行くには、
バスに乗るしかない。
だが、水上駅行きのバスに乗るには、
1時間ほど待たなくてはならない。
1時間、ちびちびと、
ビールを飲みながら待つか、
それともtaxi代を惜しまずして、
1時間早くチェックインするか、
選択を迫られるものの、
迷わず後者。
前者の場合は、
水上駅までバスで行っても、
そこからさらに、
宿まで移動しなくてはならないからね。
ならば、上毛高原から、
宿まで直接taxiで。
・・・
20分ぐらいでした。
でも田舎なので、
5,000yen以上かかっちゃいましたけど、
その分、時間を買ったということで、
OK。
ややレトロな旅館ですが、
ロビーから望む谷川岳がお見事。
さて、taxiを選択したお陰で、
ゆっくり時間が使えるので、
ひたすら飲むことにします。
家の近くのスーパーで買った、
スコッチとバーボン、
ただ、最近は二日酔いがキツイので、
上野駅でソルマックも買っておきました。
備えあれば、憂いなし。
酒をちびちび舐めながら、
部屋の温泉に入るのは、
また格別です。
最近は、部屋に温泉が付いているのを、
マスト条件として宿を選んでいますが、
でも、温泉宿の醍醐味は、
大浴場だと思っていますので、
勿論そちらも、
ご馳走になりました。
さて、温泉とアルコールで、
気分上々になった頃、
いよいよ食事です。
前菜の、リンゴサラダ。
ベースのリンゴが、
そのまま食べれるのが、
秀逸でしたね。
皿までおいしい、的な。
あ、この皿は食べられません。
そして、追加オーダーの馬刺し。
群「馬」というぐらいですし、
グンマーちゃんも馬ですし、
直前まで佐賀競馬やってましたし(関係ない)、
でもたぶん10年近くぶりの、
馬刺しなわけですが、
正直、馬刺しって、
そんな旨くはないですよね。
なぜ「刺し」で食わなければならないのか、
焼いたらいけないのか、
そもそも競馬愛好家が、
馬刺しを食べてよいものなのか、
いやむしろ、食うべきなのか、
などなど、
佐賀競馬の結果とともに、
「我日に我が身を三省す」
という感じでした。。
そしてメインは、
上州牛のすき焼き。
いやぁ、これは美味ですわ。
普段の平日は、
コンビニのサラダチキンで、
満足している自分からすれば、
これは天界の恵み(大袈裟か?)。
料理に劣らず重要なのが、
何を飲むかということですが、
せっかくならば、
群馬産のliquorを味わいたく、
日本酒は糖質的にNGなので、
ズバリ焼酎一択。
「竹の子」という米焼酎なのですが、
米焼酎といえば、
妙に日本酒に寄せてたり、
逆に、やけにあっさりすぎて、
面白味がなかったり、
なかなかバランスが難しい、
リキュールだと思うのですが、
これは、なかなかの妙味。
あっさりの中に、
深みもあり、まさに今宵の料理に合う。
当然一本は飲みきれないので、
部屋に持ち帰り&自宅に持ち帰りです。
そのあとも、
明朝のチェックアウトまで、
ひたすら酒と温泉に抱かれて、
鬱陶しい、鬱陶しい(大事なので2回言いました)、
仕事を、ほんの一時忘れることができた、
素敵な土日を、
過ごさせていただきました。
帰りは、宿の方に、
水上駅まで送っていただいた。
水上温泉の玄関口としては、
ちょっと寂しい感じかな。
駅前のお土産屋も、
アットホームな感じで、
とても良い。
そして水上駅から、
バスで上毛高原駅へ。
途中で通過した、
水上温泉の風景。
鄙びた感じが、
いいですよね。
上野から新幹線で1時間、
+taxiで20分で、
ここまでのtripができるのならば、
やはり群馬は捨てたもんじゃない。
群馬万歳!