2016年UKのSFサスペンス。
SFといっても、
近未来を舞台にしているだけでなんで、
まぁ、普通のサスペンスかな。
近未来の格差社会という、
お決まりの設定。
富裕層のみが、
アルカディアと呼ばれるエリアでの居住と、
高度な医療を約束される。
それに抵抗するレジスタンスと、
それを取り締まる(?)仕事屋と、
政府との三つ巴の争いを描きながら、
結局、政府が腹黒かったんだよねー、
という特に驚きもないオチ。
こう紹介すると、
非常にシンプルなのですが、
実際に観てみると、
まぁ、分かりづらい。
脚本書いたのは誰だよ?
と言いたくなるぐらい、
理解に苦しむ&
そして絶望的に面白くない。
一応テーマとしては、
薬物療法と自然治癒との、
なんちゃらかんちゃら…
なんだろうけどね。
それ自体が地味過ぎて、
うーん、期待したものとは違った。
素直なB級SFだと思ったら、
とんだ食わせ物だったぜ…。
たとえ暇でしょうがないとしても、
これを観るぐらいなら、
羊の数を数えた方がマシです。
適正価格(劇場換算):300円