群馬方面の温泉に行ったときに、
水上駅前の土産店で、
珍しいので購入したもの。
榛名山麓で300年以上続く酒造が、
造ったウィスキーだとか。
通常のウィスキーは、
蒸留後に樽で寝かせるわけだが、
これはその工程がないもので、
ゆえに「ニューメイク」と呼ばれる。
つまり、無色透明、
味も独特なものとなる。
悪くいえば、
深みがなくクセが強く、
良く言えば、
焼酎のようなドライさ。
個人的には、
なかなか飲み慣れない感じだったので、
3分の1ほど消費したあとに、
間違いなく酒の味を上手くする、
オークボトルに入れて、
しばらく寝かせることにしたわけさ。
たぶん、2-3週間だったと思う。
心を躍らせながら、
オークボトルを手にしてみると…
Oh…思いっきり、
ヒビ割れているではないか!
当然、中身も空っぽ。
ボトルの周辺が、
まるで濡れてもないし、
こぼれた形跡もないということは、
ヒビのせいで、
蒸発してしまったという事なのか?
※これだけの割れ目から、
ドバドバと溢れてたら、
さすがに気付くので。
ともあれ、
中には一滴すら残っておらず、
せっかくの風味変更の楽しみを、
味わうことはできなかった。
楽器と一緒で、
木製品はきちんと手入れが、
必要ということですね。
残念無念!