2024年USのSFホラー映画。
お馴染みの、
「エイリアン」シリーズ最新作で、
時系列的には、
一作目の次に位置することになる。
若者6人が、
自由を求めて植民星を脱出し、
辿り着いた無人の宇宙ステーション。
そこはエイリアンと人間との、
融合体を研究する施設であるとともに、
既にエイリアンの巣でもあった…。
まぁ、大まかな流れは、
いつも通りということで、
そういう意味では、
安心して観ていられる。
前日譚を描いた、
「プロメテウス」と「エイリアン:コヴェナントナント」は、
(特に前者は)賛否両論だったと思うが、
本作は原点回帰というか、
まさにシリーズの王道をゆくものなので、
オールドファンも、
納得なのではないだろうか(知らんけど)。
ラスト近くで、
人間とエイリアンとの、
融合体として登場するモンスターは、
「プロメテウス」に出てくる、
人類の創造主(エンジニア)にそっくりであり、
そういうディテールにおいて、
シリーズの一貫性を保っているのも、
この本作品の見どころだろう。
ただ逆に、
過去のオマージュが目立ちすぎて、
目新しさがないのが難点か。
適正価格(劇場換算):1,800円