「ライプニッツの輝ける7日間」(ミヒャエル・ケンペ)
数学、哲学、物理学、歴史学など、
数々の分野で功績を残した、

まさに「知の巨人」ともいえる、
ライプニッツについて、

一応、伝記という形式ではあるものの、
その人生における7日間を特に切り出し、

彼の思考の本質について、
検討・検証した本。

特に、

ライプニッツの人生と思想が
どのように結びついているのか、
そしてそれらがさまざまな段階で
どのように相互に影響を与えているのか理解するには、
7日間で十分だ

と息巻いて、

思い切ってその7日間に、
フォーカスを絞った点は、
斬新ではあるものの、

7日間に焦点を絞るとは言いながら、
結局は、この「知の巨人」の、

思想・思考すべてを、
概観しなくてはいけないわけで、

果たしてそれが、
成功しているかと言われれば、
疑問である。

そして、
ライプニッツ個人に、
興味がある人のニーズには、
応えることができているかもしれないが、

彼の業績なりは、
学問史上どのような影響をもっているのか、

また、宿敵と称された、
ニュートンとの関係について、
どのような結末を迎えたのか、

そのあたりは、
あまり多くは語られていないため、

さらなる深堀りが、
欲しかったところではある。

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