カリンバ、というと、通常はアフリカの四角いやつなのですが、
これはインドネシアの丸型。ヤシの実製。
直径は20cmぐらい、両手で持って、両方の親指で金属製の鍵盤(?)を弾いて音を出す。
西洋では「thumb piano(親指ピアノ)」と呼ばれている所以はそこにあり、
音はヴィブラフォンのような感じ。
ねじをゆるめて、鍵盤(?)の長さを調整すれば、出せる音も変わるのだが、
デフォルトの状態では、下から、G、B、C、D、F#、G、Bで、いかにも民族音楽的音階。
これを指でランダムに弾いていると、
なんとも言えない陶酔的な感覚にひたることができる。
打楽器とこのカリンバだけで、楽譜もリハもなしで、1時間ぐらい適当に演奏したら、楽しいかも。