第56回グラミー賞

 

古今東西、ジャンルを問わず、「~賞」なんてものは、
癒着と八百長と曖昧基準の世界なので、結果についてあれこれ言うのは、無粋ってもんだ。

でも、音楽ファンとしては、やはり物申したい!

今年は、予想通りのDaft Punkのひとり勝ち。

別に何の新しいところも、聴きどころもない平凡な曲&アレンジなんだけど、
こういうのが流行って、音楽全体のクオリティが下がるのは御免蒙りたい。

なんというか、予定調和なんですよね。
曲自体に、意外性というか、センスの煌めきみたいなものが、まるでない。
20年前ならまだしも。

パフォーマンスでは、スティーヴィー・ワンダーとの共演だったが、
ラジオで聴いた限りの印象では、完全にスティーヴィーに喰われてたかな。

やっぱり「Another Star」の方が全然イイ曲だし、これから先もずっと残るのはこういう曲なんだと思う。

全体的にも、昨年と比較して、特にインパクトなし。