先月末に切除した大腸ポリープの、
組織検査の結果を聞きに行ってきた。

結果としては、
案の定悪性ではなく、

まぁそれはそれで良いのだが、
気になったのは血液検査のほう。

昨年夏の人間ドックでの検査では、
在宅勤務による運動不足に加え、
謎の自分的缶酎ハイブームにより、
ここ数年での最高体重(67kg)を記録したわけだが、

それより以上に気になったのが、
肝機能系と、脂質代謝系の数値。

恥を忍んで公表するならば、

AST:31
ALT:29
γ-GTP:60
総コレステロール:203

と、どれも正常値の上限ギリギリか、
ちょっと超え。

そして何よりも、
中性脂肪:232 !!

これは正常値は150未満だから、
堂々オーバーの場外ホームラン。

メタボ判定ではなかったものの、
不健康であることには違いないと思い、
そこから生活習慣の改善を開始。

まず、「毒」そのものである缶酎ハイは即ヤメ。

そして、昼食はプロテインに切り替え、
毎日汗ばむ程度の運動を継続。

無事4kgほどのダイエットに成功し、
いまのところリバウンドもなく、

んでもって、
今回の血液検査の結果となる。

まずは問題の中性脂肪だが、

232⇒76

の大幅削減に成功!!

この値をそのままゴルフのスコアだと思ってくれれば、
その凄さが分かるでしょうw(適当)

ここまでは良かった。

でもそれ以外でいうと、

AST:40
ALT:39
γ-GTP:79
総コレステロール:221

ん??
去年よりも大幅に悪化してるやんけ。

痩せたのに?
頑張って痩せたのに・・・?
なんで?なにゆえ?Why?

思うに、
確かに痩せたことには違いないが、
問題なのは、

酒量が減っているどころか、むしろ増えている

ということ。

缶酎ハイをヤメたとか、
そういうレベルじゃない。

ここはひとつ冷静になって、
自分の毎日の酒量を試算してみると、

食事中:焼酎をロックで1合半ぐらい(約300ml)
就寝前:ウィスキーをストレートでダブル×2ぐらい(約120ml)

となるわけだが、
厚生労働省が発表している、
成人男子1日の飲酒適量としては、

焼酎なら100ml
ウィスキーならダブル1杯(60ml)

となっているから、
自分は、

焼酎で3倍
ウィスキーで2倍

この場合、
足し算すべきか掛け算すべきかよく分からないが、

とにかく、
適量の5~6倍を飲んでいることになる。

これはヤバい・・・(´・ω・`)
てか、早く気付けよ、っていう・・・。

しかも、もう20代じゃない・・・。
既にアラフィフで肝臓も弱くなっているだろう・・・。

ということで、
今日決断しました。

ハイ、減酒。

ほんの一瞬、
頭の中を「断酒」という言葉がよぎったのではあるが、

それは我が脳内裁判所の、
厳正なる陪審員たちにより却下された。
むべなるかな。

厚生労働省だって、
飲むな、とは言ってない。

要は、
too much is too bad
ということで、

自らの意志によって、
酒量をコントロールすれば良いだけの話なのである。

そうですよね?
と、再度脳内の陪審員諸君に同意を求めたが、

どこに行ったのだろう、
既に姿が見えなかったが…。

さて、減酒を断行するにあたり、
まずは作戦を練らねばならない。

精緻を極めた我が計算により、
既にはじき出された、

食事中:焼酎ロックで1合半ぐらい(約300ml)
就寝前:ウィスキーをストレートでダブル×2ぐらい(約120ml)

という酒量を、
いかに(精神的ダメージなく)減らすことが可能であるか、
を真剣に考えた。

食事中の酒よりも、
就寝前の酒を減らす方がカンタンであろうことは、
小学生にでも分かる。

飲まずに寝てしまえば良いからだ。

ただし、ゼロにはできない。
ゼロにはできない、できない。。。

なので、
ここはひとつ半分の60mlでどうだろう(上目遣い)。

しかし!
これでは、前述の厚生労働省の1日の適量そのままではないか!

これでは食事中の焼酎への割り当てがなくなってしまい、
本末転倒も甚だしい。

なので、就寝前はさらに半分の30mlとしよう。

30ml、、、

もはやスズメの涙どころか、
アリの涎ぐらいだけれども、
ないよりはマシである。

さてウィスキーを基準量の半分に減らしたことで、
焼酎についても、
おのずと基準量の半分が許容される。

50ml

Oh…(-_-;)

本当にこの基準量は正しいのか?
と、思わず厚生労働省に、
クレームの質問の電話をしそうになってしまったぐらい、
悲しかった。悔しかった。

食事中に焼酎50mlって…。

いっそのこと10倍に薄めて飲むか、
それとも、ご飯とおかずのように、
水と交互に飲むか、

とにかく飲み方自体を変えないことには、
この量では満足できないことは、
分かりきっている。

さては、「これなら飲まない方がマシ!」と、
思わせる作戦だな、、、厚生労働省め。。

・・・・・・
・・・・
と、ここで、
もういないと思っていた脳内の陪審員が、
「いいアイデアがありますよ」
と囁いてくる。

挙動不審に見えるほど、
身を乗り出して耳を傾けてみたが、
タダじゃ教えられないという。

・・・って、オマエは、
誰の脳内で仕事をしてるんだ?

そもそも僕が酒を飲むのも、
オマエ達が今日のイヤなことはすべて忘れて、

翌朝にはすっきりと、
仕事を始められるようにするためだろう、

「タダじゃ教えない」とか言うのなら、
金輪際、酒はやめる、
つまりオマエ達も、もう酒は飲めないんだぞ?

と、なかば脅すように怒鳴ってやったら、
「それでは教えますぅ」と、
蚊が鳴くような声で言いやがって。

そのアイデアとやらを聞いてみると、
現在、週に1日は休肝日を設けている。
うん、その通り。

ということは、焼酎であれば、

50ml/日×7=350ml

を1週間で飲めるはずなのに、
休肝日があるせいで、

50ml/日×6=300ml

しか飲めないのはおかしい。

本来飲めるはずの350mlを、
6日で消費すればよいのだから、

1日あたりの焼酎の許容量は、

350ml÷6=58.333333…ml

となる。

えぇぃ、もう面倒だから、
1日60mlでどうですか?旦那?
キリよく2オンスですぜ?

と、こうキタ。

なるほど、
悪知恵が働くじゃねぇかい、

んでもって、ウィスキーの方は
どういう計算になるんだい?

と言ったら、奴さん、
今どき算盤なんか出して計算し始めて、

35mlになります!

って、今度は、
鬼の首だか虎のパンツだかを取ったかのように言いやがったが、
残念、僕の暗算の方が早かった。

なんやかんやで紆余曲折してしまいましたが、
結論!

減酒実行として、
1日の酒量を以下のように定める。

焼酎:60ml
ウィスキー:35ml
※焼酎がワインに変わる日は、
別途計算により同様に定める

思い立ったが吉日、
牛丼なら吉野家、

ということで、
本来は今日から始めるべきなのですが、

あいにく手元に、
酒を計量する容器がない。

なのでさっそくアマゾンで、
計量カップをポチるとともに、

減酒前最後の酒宴を、
ここに楽しんでいるわけであります。。。

なので、実行は明日から。
プライム会員で良かったのか悪かったのか。