映画「アニー・イン・ザ・ターミナル」
2018年のアイルランド・アメリカ・イギリス・ハンガリー・香港合作映画。

いやぁ、あまりにぶっ飛んでいて、
ストーリーは紹介し難いけれど、

ワードで表現するならば、
頽廃、近未来、復讐、愛憎、
こんな感じで、

かなりクセの強い作品なので、
好き嫌いははっきり分かれそう。

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僕としては、かなり好きです。

まず設定が、
寂れた終着駅にある24時間営業のカフェ、
という時点でシビれるし、
そこに訪れる訳ありの客と従業員。

ミステリー好きならゾクゾクする設定で、
最初は訳の分からなかった、
人間関係や断片的なストーリーが、
段々とつながっていく構成も◎。

最後にやや痛々しいシーンがあるのはアレだけれども、
映像、脚本、ストーリー、音楽(口笛?)、
どこをとってもハイレベルで、

予定調和的な、ステレオタイプな映画に慣れてる人にとっては、
大ブーイングなんだろうけれど、

でもこういうのって、
映画だからこそできる表現というか、
「遊び」なのではないかと。

適正価格(劇場換算):2,000円