第八十五回 じょぎ

正月にも行ったので、今年2回目の「じょぎ」(女流義太夫)鑑賞。

演目は、

・「菅原伝授手習鑑」 喧嘩の段
・「絵本太功記」 尼ヶ崎の段
・「冥途の飛脚」 淡路町の段
・「傾城恋飛脚」 新口村の段

映画を2本観た後だったのと、一番前で気合入れて、視覚&聴覚MAXで鑑賞したのとで、
丸々二時間は、かなり疲れた。

そして正月同様、竹本越孝さんの語りが素晴らしい。

やはり浄瑠璃の良さは太夫にかかっているし、
三味線以上に、太夫の巧拙は明らかである。

今日は、一曲の中で三味線が駒を替えることがあったので、
それにより音色がどのように変わるのかを、目の前で実感できたのが大きな収穫。