遂に、義太夫協会による、第67期義太夫教室が開講した。

夏までは入門コース、その後来年までが実践コース。

新内、宮薗など触れてみたいジャンルはあるが、
まずは一年間、義太夫節をみっちりやろうと思う。

自分はもちろん、三味線を弾きたいわけなのだけれど、
語りを知らなければ三味線は弾けません、ということで、
夏までは三味線の授業はなし。

毎週土曜日、一時間目が講義で二時間目が語りの実技。

語りは、「一谷ふたば軍記」の「須磨の浦の段」と、「菅原伝授手習鑑」の「寺入りの段」をひたすら習う。

普段耳にしていても、実際に発声してみると全然違うもので、
特に関西弁をベースにしたイントネーションが、厄介だという印象。

基本は関西弁なのだけれど、作品中に東国の武士とか出てくると、
そのときは若干イントネーションを東国風?にするとか、

ムム、とても夏までにマスターできるとは思えないが、
その先の三味線実技への入り口として、何とかこなそうと思う。

それにしても、正座がキツい・・・。