2012年1月

diary 2012/01

・2012年1月31日(火) 目薬の1滴目が、 2滴目よりも生温かったのが、なんか気になる。 ・2012年1月30日(月) 猫が牛丼食べてゐた。 @新宿二丁目 ・2012年1月28日(土) 100万円あったら何に使おう、ではなく、 100時間あったら何に使おう、と考えてしまう。 ・2012年1月27日(金) よりによってAndroidでbackground-sizeが効かないとは。 ・2012年1 […]

「デザインの風景」(永原 康史)

意外といったら失礼なのかもしれないが、 デザイナーの方が書く文章は、 魅力的なことが多い気がする。 おそらくデザインの本質である、 「多面的に物事を眺め」「分かりやすく伝達する」 という訓練がベースにあるからなのだろう。 物書き専業の方の偏狭な文章よりも、 自在で、味がある。 この本も、まさにそれなわけだが、 フォント、標識、漫画、製本、映画、ワイン・・・と、 ネタは多種多様で、 そういえば世の中 […]

オペラ「ラ・ボエーム」(1/22@新国立劇場)

まさかの、二週連続プッチーニ。 僕が好きなのは、第二・三幕。 第一幕と第四幕は、どうもメロドラマ臭が強くて、 真面目に見てるとむず痒くなってくる。 考えてみれば、第一幕の出会いの設定は少々強引だし、 第四幕でヒロインを他界させるのも唐突といえば唐突。 それよりも、人生の喜劇性を描いた第二幕と、 感情な繊細な動きからなる愛憎劇の第三幕があれば、 十分満腹なのは自分だけだろうか。 第三幕の冒頭と最後に […]

「ゴヤ展」(@国立西洋美術館)

画家、作曲家と呼ばれるすべての人物が、 真の意味での芸術家であったとは限らない。 特にゴヤやモーツァルトが活躍した、 ロココ華やかなりし18世紀後半から19世紀にかけては、 宮廷画家・宮廷音楽家という地位だけで、 形だけの作品を生み出していった「上辺だけの芸術家」が、 どれほど多かったことか。 ゴヤの作品は、たとえ素描の類であっても、 ひとつひとつにただならぬ気迫がこもっている。 だから観るものの […]

「犬は『びよ』と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い」(山口 仲美)

ヒトの話言葉は、1,000年前と今とでは随分違っているが、 動物の鳴き声はどうだろう。 おそらくは、変わっているまい。 ではなぜ、犬の鳴き声は、現在は「ワンワン」で、 1,000年前は「びよ」だったのか。 それは、人間と犬の関わり方が変わったからだ、 というのが著者の主張だ。 すなわち、「ワンワン」というのは“飼い犬”の鳴き方であり、 「びよ」というのは“野犬”の鳴き方であって、 時代が下るについ […]

ウクライナ国立オデッサ歌劇場 オペラ「トゥーランドット」(1/15@Bunkamura)

日本では人気の高い「トゥーランドット」だけれども、 個人的にはそれほど良い作品とは思えない。 モーツァルトでいえば「魔笛」のような感じで、 題材は良いのだけれども、台本がイマイチなのと、 良いアリアはあるのだけれども、 なんとなく作品から浮いてしまっている。 今回聴きながら、思った。 やはりアルファーノによる補筆は、失敗である、と。 芸術作品が未完成である場合、 未完成なら未完成なりの味わい方があ […]

「古代中国思想ノート」(長尾 龍一)

日本人の大部分は、古代中国思想のうち、 「孔子」しか知らずにいるのだけれども、 実は荀子、墨子、荘子辺りは、かなり面白い。 この本は入門書という位置づけではなく、 内容もかなり偏っている気はするのだが、 古代中国思想を「なんとなく概観」するには、 ちょうどよいボリュームかもしれない。 それにしても、今の中国の状況から、 かつてあの国にこんなに思想家たちがいたなんてことは、 ちょっと想像がつかない。 […]

「なぜE=mc2なのか」(ブライアン・コックス/ジェフ・フォーショー)

内容もさることながら、 装丁の青色に惹かれて、購入。 青色は興奮を沈静化するから、 知的な本を飾る色としては、誠にふさわしい。 外見はさておき、内容はというと、 まさに「一般向け科学書の王道」。 ファラデー、マックスウェルから入って、 光とは何かを語り、アインシュタインへと至る。 量子力学のあたりも好きだけど、 やはりこの「光」にまつわる物理の歴史は、 何度読んでもワクワクする。 「E=mc²」と […]

映画「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」

第一印象は、トム・クルーズも老けたよね、ということ。 「レミーのおいしいレストラン」の、 ブラッド・バード監督ということで期待が大きすぎたせいか、 残念ながらつまらない映画だった。 クレムリン(!)に忍び込む際のCG生成の小道具や、 ドバイのホテルでの替え玉作戦など、 ちょっとした見どころはあったものの、 ハラハラのアクションを全面に押し出すだけじゃ、 いい加減飽きるわけで。 あと、これでもか、 […]

「トゥールーズ=ロートレック展」(@三菱一号館美術館)

一時期たしかに、 この画家を好きなことがあった。 だが今回、仕事に忙殺される中、 クリスマス・イヴの展覧会最終日にようやく足を運んでみたものの、 心を動かされない自分がそこには、いた。 なんだろう、、、 「飽きた」といってしまえばそれまでだが、 やはりロートレックには決定的にディテールが不足している。 よく浮世絵との類似点が云々されるけれども、 浮世絵の魅力は実はディテールなのであり、 同じく「ポ […]