ポーラ美術館は遠いので、レオナール・フジタの絵をまとめて観る機会がなく、 今回、やっと念願が叶った形だ。 フジタの年譜を見ると、そのアクティブさにあらためて驚く。 今よりも世界がずっと広かった時代、日本とフランスの行き来だけではなく、 北米や中南米、それと中国など、公私に渡り、世界中を飛び回っていた中で、 これだけの創作活動が出来たということに、まず感服する。 そして、東京在住時代の、彼のアトリエ […]
Bunkamuraでのパリ・オペラ座のライブビューイング。 本当は「カルメン」を観たかったのだが、気付くのが遅く、 未見のオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を鑑賞した。 作曲は、ワーグナーの下で働いていたという、ドイツ人のフンパーディンク。 音楽は、モーツァルトのオペラのように、どのアリアも美しく、 オーケストラと歌唱のバランスも絶妙。 ドイツでは人気のオペラというのも、納得できる。 ※パリで上演され […]
2013年8月31日(土) いかつい外国人に、「シンジュク2チョウメハ、ドコデスカ?」と聞かれた。 ※本当は英語で聞かれましたが、雰囲気出すためにカナにしました。 2013年8月30日(金) 今日から夏季休暇4連休。 山陰あたりに出掛けようと思っていたが、台風のようで。 スマホの角が、手のひらのツボ押しに最適だということに気付いた。 2013年8月29日(木) 3回の買い物で連続、代金が698円だ […]
ゼロ以前の数学の話から始まり、 ゼロの起源、微積分におけるゼロとの葛藤、 熱力学など物理学におけるゼロ、 そして、量子力学と相対性理論を結び付けるゼロ、など、 科学史のあらゆる局面に出現した、 概念としての、そして実体としての「ゼロ」の歴史と意義について、 明快にまとめた良書だと思う。 「ゼロ」への収束と、「無限」への拡散とは、 物理・数学的な意味において表裏一体だということが理解で […]
行ってきました、マット・ビアンコのLive@Blue Note Tokyo。 「Sunshine Days」は、大学時代にやたらと流行ってた記憶がある。 でもまぁ、基本はバブル期のバンドだし、正直あまり期待はしていなかった。 それがどうだろう、おそらくメンバーも変更になっているせいもあるのかもしれないが、 サウンドに古さは全く感じられないし、なんといっても、演奏が上手い! プロとはい […]
江戸時代の絵描きたちの、知られざる一面を、 闇に葬られてしまった史実をもとに論じた本。 登場するのは、 岩佐又兵衛、英一蝶、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、岸駒、葛飾北斎、東洲斎写楽。 江戸絵画に詳しい人であれば、 これが相当「クセ者揃い」のラインナップであることは分かるはずだ。 僕も聞いたことのないような、江戸の随筆を典拠にして、 美術館の解説や、美術史の本では考えられないような角度 […]
結構前にamazonで買ったDVDを、すっかり見忘れていた。 なので、今日観た。 いきなり、地球そっくりの「第二の地球」が空に出現する。 しかも、月を伴って(←細かいけど、個人的にはココ重要)。 第二の地球では、パラレルワールドが展開されており、 「もう1人の自分」がそこにはいるらしい。 一方、地球で繰り広げられる、主人公たちのディープな日々。 重い。重いです。 重力が、、ではなく、テーマが。 別 […]
なんかウィスキーを買うペースが上がってる。 全部飲み終わってから次のを買う主義(狩猟民族風)なので、 1週間で1本。 でも1日100mlぐらいだから、大したことないか。 今回はまたブレンデッドに戻って、「デュワーズ ホワイト・ラベル」。 調べてみると、日本での輸入元は、バカルディ・ジャパンらしい。 バカルディ・ジャパンのサイトにいってみると、 商品情報ページで生年月日の入力があるでは […]
青山一丁目駅で、こんな注意書きを見つけた。 よく見ると、英語の「on」の部分が修正されている。 元も2文字だったっぽいので、おそらく「in」だったのではないかと。 「エスカレーター内」という日本語に引かれて、「in」にしてしまったのだろう。 それにしても、 walking in the escalator って状態を想像すると、かなりシュール。 B級ホラーの原題にありそうだし( […]
野球とサッカー、それぞれにおいて、 ちょっと謎の平均値がある。 野球のは、「打者の平均打率」。 メジャーリーグも、日本のプロ野球も、 平均打率は、2割6分前後。 打者も投手も切磋琢磨してレヴェルを上げ、 用具や球場などの補正も働くため、 打率の平均値がだいたい一定を保つことは想像できるが、 ではなぜ2割6分前後なのか。 3割5分や1割5分で落ち着かないのは、なぜなのだろう。 サッカーの方は、「シュ […]