2015年1月

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diary 2015/01

・2015年1月31日(土) 文化というのは、時間と空間それぞれに張りめぐらされたネットワークのことで、 そこを流れる情報の「粘度」が、文化の「濃度」にも反映されるのではないだろうか。 という意味では、安易なネットワークに溢れた現代のインターネット文化が、 どのような方向へ進むのか、若干不安でもある。 ・2015年1月30日(金) 会社で堂々と、つめきりとか耳かきとかするのは、やめましょうね。 ・ […]

「無病法」(ルイジ・コルナロ)

  16~18世紀のヨーロッパでは、 かなり読まれた有名な本だったらしい。 要点はズバリ、飲食の量を極少にすれば、 病気にもならず、長生きできる、ということ。 著者のコルナロは、40代までは暴飲暴食の生活をしていたが、 重い病気になってから、極少食に変えたところ、 102歳まで生きたというのだから、一応、説得力はある。 極少食といっても、個人差はあるし、 少なければ何でもよいというわけで […]

「岡田美術館所蔵 琳派名品展」(@日本橋三越ギャラリー)

一時期、あまりにもまわりが「琳派、琳派」って言うので、 若干敬遠気味になっていたのだけれど、 今回観て、あらためて思ったのは、 やっぱり光琳は、とんでもない天才だな、 っていうこと。 特に二つの屏風絵に、度肝を抜かれた。 ・「菊図屏風」 眩いばかりの金色と、 鮮やかな白菊のコントラストも素晴らしいのだけれど、 注目したいのは、菊の花以外の、茎と葉の部分。 光琳は、緑と黒の二種類を配置しているのだが […]

「病が語る日本史」(酒井 シヅ)

  病気とは、得体の知れない敵である。 かつてのペストやスペイン風邪にせよ、 そして現代のエボラ出血熱やエイズにせよ、 敵は見えないところからやってきて、 しかも相手にするには厄介な場合が多い。 その感覚は、医療が未発達であった時代であれば、 なおさらだったであろう。 コレラやマラリアのような感染症なのか、 それとも脚気や糖尿病のような食事が原因なのかを問わず、 多くの病は「物の怪」の仕 […]

「アースダイバー」(中沢 新一)

  東京について語った本は数多あれど、 大抵は、江戸と現在を比較した程度のものであり、 縄文時代の海岸線を基準として、 東京の街を見つめ直すという試みは、 この本が初めてなのではないだろうか。 さすがは、中沢新一である。 縄文時代、東京の東側の大部分は、海の底だった。 その海岸線に沿って、貝塚や古墳といった、 「死のエネルギー」を蓄えた場所が築かれ、 それが現代にも脈々と息づいている、 […]

「地球生命は自滅するのか?」(ピーター・D・ウォード)

  地球と生物は、生物が永続しやすいように、 共に最適な環境を築いてゆく、という「ガイア仮説」に対し、 著者は、 生物は自らが滅びるように地球環境を変えてしまっているし、 地球はそれを修復してくれるものではない、 という「メデア仮説」なるものを主張している。 この点に関しては、僕も賛成である。 地球に限らず、おそらく一般論として、 惑星は、生物が誕生可能な環境を用意してくれはするものの、 […]

高田馬場管弦楽団第85回定期演奏会

  杉並公会堂は初めてだったけれど、 素晴らしいホールで驚いた。 他にも墨田区とか、最近ではパブリックの立派なホールが増えて、 アマチュアオケとしては、願ったり叶ったりだと思う。 (場所取りはたぶん激戦なのかな) そして、この日も2階まで満席。 まぁ、それぐらい実力のあるオケだから、 当然といえば当然だけれども。 ・リスト 交響詩「前奏曲」 クラシックをよく聴いてたころは、 リストといえ […]

「雨のことば辞典」(倉嶋 厚/原田 稔)

  日本は世界でも有数の「雨降り国」なため、 古来より、日本語には雨関連のことばが非常に多い。 本書は、多様な雨に関することばを集めて、 ひとつひとつ解説を加えたものである。 たとえば、「かう」という語だけでも、 下記のようなものがあるというのは、驚きだ。 「下雨」「佳雨」「嘉雨」「夏雨」「寡雨」「華雨」「過雨」 雨の性質について科学的に説明している箇所もあれば、 古典の用例を挙げて、文 […]

映画「グランド・イリュージョン」

  腕利きのマジシャン達が、何者かによって集められ、 最強の窃盗集団として、捜査側を煙に巻いてゆく。 そして、裏で糸を引いていた黒幕は、 意外な人物だった、、というお話。 まぁ、出だしは良かったんですよ。 トランプをパラパラ、っとやられて、「一枚だけカードを覚えて」と。 んでもって、「それはこれでしょ?」といって、 ビルの壁面にそのカードが浮かび上がるという演出。 おそらく撮影手法によっ […]

板橋ホルンクラブ第7回演奏会(@成増アクトホール)

  たまたま近所でやることを知ってたので、聴きに行ってきた。 誰が何と言おうと、キング・オブ・管楽器はホルン。 あの柔らかな音色と、豊かな表情、そして雄大な響き。 少なくとも、オーケストラの名曲中では、 ホルンは必ずと言っていいほど、活躍しているし、 コンチェルトにも名曲がある。 そんなホルンが堪能できる!と思って、 ワクワクしながら行ってきた。 しかし、、、・・・・・・長い! プログラ […]