たまたま近所でやることを知ってたので、聴きに行ってきた。
誰が何と言おうと、キング・オブ・管楽器はホルン。
あの柔らかな音色と、豊かな表情、そして雄大な響き。
少なくとも、オーケストラの名曲中では、
ホルンは必ずと言っていいほど、活躍しているし、
コンチェルトにも名曲がある。
そんなホルンが堪能できる!と思って、
ワクワクしながら行ってきた。
しかし、、、・・・・・・長い!
プログラムが長すぎる!!
前半と後半の2部に分かれていたのだけれど、
前半終了までに、たっぷり1時間。
途中で木管五重奏を挟んでいたものの、
ホルンのような単調な楽器の、
しかもポップな曲ばかりを延々と聴かされたのでは、
正直疲れる。
これがピアノとかチェロとか三味線とか、
音色や和声に繊細な変化を付けられる楽器なら良いのだが、
そこはホルンの苦手とするところ。
演奏自体は、面白く聴けたのだけれど、
ちょっと疲れてしまい、申し訳ないですが、
前半にて失礼させていただいた。
何事も物足りないぐらいが、ちょうどよいですね。
あと、これは仕方ないのかもしれないけれど、
演奏中に、楽器にたまった水を頻繁に床に捨てるのは、
見ていて気持ちのよいものではないなぁ。
そうしないように気を遣っていた人もいたので、
工夫次第でどうにでもなるはず。
演奏会は見た目や所作の美しさも大事だと、
あらためて考えさせられた。