2016年2月

1/2ページ

映画「チャイルド44 森に消えた子供たち」

  1950年代、スターリン政権下の社会の闇部分を描いたミステリー小説を原作とした映画。 44人もの子供を虐殺する犯人と、犯人を追いつめる捜査官、 ストーリーも雰囲気も、「羊たちの沈黙」を彷彿とさせるのだけれども、 この作品の優れている点は、それを単なる血腥いミステリーにするのではなく、 ソ連社会の矛盾の中で生きる人々を通して描いているという点。 ハリウッド映画にあるような、米vsソ連と […]

diary 2016/02

・2016年2月29日(月) 「3,000円のクーポンを1,500円で販売!」みたいなサービスがあったのだけれど、 なんか、釈然としない。 「10,000円のクーポンを8,500円で販売!」の方がお得感あるのかな? いや、同じか・・?店側はどっちが得なのか・・・いや、同じか・・? どうも釈然としないのである。 ・2016年2月28日(日) 池袋のジュンク堂って、あれだけフロアあるのに、 なぜ会計カ […]

第58回グラミー賞

前回からもう1年経ったのかぁ~、って、 毎回言ってる気がするけど。 去年は何とか会社サボって、Liveで聴こうとしてたけど、 さすがに今年はそうはいかない。 まぁもう、こんな商業主義awardsに注目する必要もないのだけれど、 そこはなんとなく惰性で、、、主要部門を一通り聴いてみた。 やはり。 予想どおり・・・。 去年と比べてもさらにひどいな、これは。 どれもこれも、どこかで聴いたことのあるような […]

「WHAT IF?(ホワット・イフ?)」(ランドール・マンロー)

  一見荒唐無稽に思える、 「もしこうしたら、どうなる?」という疑問に対し、 科学的根拠に基づいた回答を与える、という内容。 ・光速の90%の速さのボールを打とうとしたらどうなるか? ・地球上のすべての人が同時にジャンプし、同時に着地するとどうなるか? ・原子力潜水艦を宇宙に上げたら、いつまでもつか? ・レゴで作った、ロンドン=ニューヨーク間の橋を車で渡ることは可能か? などなど、興味深 […]

映画「ブリッジ・オブ・スパイ」

  まずは最近の映画について一言。 まぁ今更なのだけれど、3DとかIMAXだとか4DXとかって、必要ないね。 そんなものは、映画業界がなんとか付加価値をつけるために編み出した苦肉の策で、 映画を楽しむ上では、何ら関係ない。 あんなヘンなメガネを装着したところで、 駄作が名作になるわけでもないし、 これからは、従来どおりの平面スクリーンで映画を楽しむことにした。 そんなことを思っているうち […]

「レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 天才の挑戦」(江戸東京博物館)

僕は”美術”の愛好家でもなければ、もちろん専門家でもなく、 単なる”絵画好き”である。 “絵画好き”からすると、レオナルドの作品というのはどうも「とっつきにくい」のである。 作品数が極端に少ないのもそうなのけれど、 観る者をふるいにかけているかのような、超然とした趣きがあるのがその原因だろう。 今回、日本初公開となった「糸巻き […]

映画「リピーテッド」

気が付けば、これもサー・リドリー・スコットの仕事(製作総指揮)か・・・。 なんか最近、自分が観たいと思う作品は、彼が関わっていることが多い。 でも、来年でリドリーも80歳。 もう曾孫の代ぐらいまでは仕事しなくても生活できるぐらい稼いでるとは思うのだけれど、 それでもここまで精力的に働くわけだから、 一介のサラリーマンが、ちょっと体調悪いぐらいで弱音を吐いてる場合じゃないな。 さて、この作品の内容は […]

映画「ノーカントリー」

  最近、「スリラー」というジャンルをあまり聞かなくなったが、 要するに、ホラーほどエグくなく、サスペンスほど頭を使わない、 心理的切迫感というか、ドキドキ感を味わえる映画、ということ。 この「ノーカントリー」という作品が傑作といわれる所以は、 その典型的な「スリラー」の枠組みの中に、 テキサスという荒廃した(?)場所にもはやマッチしなくなった老警官の、 悲哀たっぷりの人生譚を重ねること […]

「日本語の個性」(外山 滋比古)

  どうもタイトルに「日本語」という文字が入った本は、 目に付くと買ってしまう傾向にあるらしい。 いかにも外山滋比古らしい、言語に関するエッセイ集なのだけれども、 いつ読んでも、思わず頷いてしまう箇所が多い。 例えば、第二次大戦後のイギリスのこととして紹介されているエピソード。 イギリスは戦勝国であったが、経済的には苦しく、 とにかく輸出優先主義に傾かざるを得なくなった。 そんな中、議会 […]

「快楽主義の哲学」(澁澤 龍彦)

  これだけ頻繁に本を買っていても、 既に持っている本をダブって買ってしまったのは、 おそらく2~3回程度。 そのうちの2冊は、澁澤龍彦なわけだけど、 やはり少年期に強烈なインパクトを受けた作家というのは、 40歳を過ぎた今でも、新鮮に読める。 だから、古本屋の片隅で埃をかぶっていたこの本を見つけたときは、 おそらく二冊目だろうな、、というようなことはどうでもよかった。 むしろ、レジで1 […]