2016年11月

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diary 2016/11

・2016年11月30日(水) 今度の日曜日は素義会@鳥越神社。 もはや緊張とかはないけれど、やはりひとつの作品を学んできて、 人前で披露することで一旦区切りをつけるという、 このサイクルがとても大切。 ・2016年11月29日(火) 最近買ったスマホの話。 目覚ましが鳴ると、画面上に、「通常OFF」と「スヌーズOFF」の2つのボタンが出現する。 本能的に「通常OFF」にしてしまうのだが、 もはや […]

「フランケンシュタイン・コンプレックス」(小野 俊太郎)

  映画にせよ、小説にせよ、 モンスターを題材とした作品はネタの宝庫である。 そもそも奴等は人間ではないのだから、 奴等の行動を通して、逆に人間とは何かを問うこともできるし、 肉体論や精神論へと発展させることも容易である。 この本も、「フランケンシュタイン」「吸血鬼」「透明人間」 「ジキル博士とハイド氏」といった、 モンスター作品の古典中の古典を分析して、 そこに共通して潜む問題を抽出す […]

映画「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」

  ポーの小説を原作とした、精神病棟を舞台としたサスペンス。 時代設定は19世紀、 冒頭の、主人公が馬車で森を抜けて、 人里離れた隔離病棟に辿り着く描写とか、 ベタだけど「いかにも」な雰囲気を出していてキライじゃない。 その精神病棟で、見るも無残な人体実験が行われていて・・・となると、 どこにでもある安っぽいホラーになってしまうのだが、 この映画はそうじゃない。 主人公が思わず「珍しい」 […]

「古文書に見る江戸犯罪考」(氏家 幹人)

  いまも昔も、悪い奴が考えることは大抵同じで、 江戸時代なのに、、というサプライズは特にない。 特に興味深かったのは、犯罪そのものについてよりも、 牢に入れられてから、死罪になるまでの過程についてで、 海外の映画とかではよく、 死刑当日の状況とかを詳細に描写したものがあるけれど、 (ショーン・ペン主演の「デッドマン・ウォーキング」とか) 江戸時代がどうだったかというのは、 あまり史料と […]

映画「パーフェクト・ルーム」

  5人の男たちが、妻には内緒で、 超高級マンションの一室を「ヤリ部屋」として共同シェアするという、 男なら誰もが一度は憧れるストーリー設定。 ある朝、ひとりがその部屋に来てみると、 ベッドの上には血まみれの女性の死体が・・・。 さっそく男たちが部屋に集まるが、 鍵を持っているのはここにいる5人だけなので、 犯人はこの中にいるはず。 さて、それは一体誰なのか・・・? 直球勝負・単刀直入な […]

「本の中の世界」(湯川 秀樹)

  本当の知識人・教養人となると、理系も文系ももはや関係がない。 特に、一流の科学者の書いた文章には、 含蓄のあるものが多いし、 寺田寅彦や中谷宇吉郎の例を出すまでもなく、 科学と文学の両分野で著名になった人物もいる。 湯川秀樹は言わずと知れた、 素粒子物理学の分野でノーベル賞を取った超一流の科学者であるが、 その湯川が愛読した文学書についての、 感想やエピソードを集めたのがこの本である […]

パーセクについて

聞いたことのない人もいるかもしれないけれど、 天文学でのみ用いられる「長さ」の単位に、 「パーセク」というのがある。 同じく長さを表す「光年」(光が1年間で進む距離)と比べてみると、 1パーセク=約3.26光年 となる。 ちょっと待った、 10進法でも12進法でもないし、 なんでこんな半端な単位を作ったのだろう、 そんなに変わらないのなら、 「光年」だけで十分じゃないか、 と思う人もいるはずで、 […]

「宇宙の統一理論を求めて」(風間 洋一)

  物理の入門書の多くは、 古典力学から相対性理論、量子論を経て、 現代の最前線の物理学への道筋を辿るという構成が多い。 この本もその例に漏れず、 コペルニクスによる近代科学の幕開けから始まり、 ガリレオ、ケプラーを経てニュートンへ至る、 古典力学の王道について語り、 熱力学、マックスウェルの電磁方程式から アインシュタインへというお馴染みのルートを辿ったあと、 量子力学へと展開し、素粒 […]

「クラシック音楽 名曲名演論」(田村 和紀夫)

  よくある音楽好きによる、思い込みの激しい偏向的な読み物とは一味違って、 この本のベースには譜面があり、スコアがある。 それが良いのか悪いのかはさておき、 あたかも文学作品であるかのように譜面を読み、そこにある音や作曲家の指示を理解した上で、 「そうであるがゆえに、ここはこう演奏するのが正しいと思うのであり、 それを実現している演奏は●●である」、 という流れで、各曲を解説している。 […]

映画「マネーモンスター」

  監督はジョディ・フォスター、 主演がジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツという豪華な顔ぶれ。 ハズレということはないだろうと、DVDで鑑賞した。 ジョージ・クルーニーが演じるのは、金融娯楽番組の名物司会者。 けれども、番組内でかつて太鼓判を押した株が暴落してしまい、 その被害を受けた若者が、生放送中のスタジオに乱入し、 銃と爆弾で司会者を人質にする。 最初は一触即発の雰囲気だった […]