2017年1月

diary 2017/01

2017年1月31日(月) 満員電車の中でバカデカい本を読んで、周りから迷惑がられているのは私です。 2017年1月30日(月) 電車内での、OLらしき二人連れの会話。 聴くとはなしに、こんなフレーズが耳に入ってきた。 ・・・・・・ 「ムカつくから、じゃがりこにアロンアルファつけといたんだけど」 ・・・・・・ 女は恐ろしい。 2017年1月29日(日) さて、今週はいろいろと動かさなくてはならない […]

「不幸なる藝術」(柳田 國男)

まぁ特に柳田國男の著作を多く読んでいるわけではないし、 まして柳田民俗学の信者でもないから、率直に意見を書くと、 何とも文章がまわりくどく、そして牽強付会がかなり目立つ。 二行で済むものを五行で、二頁で済むものを五頁で語ろうとするから、 話の筋道があっちへ行ったりこっちへ戻ったり、 結局何が言いたいのかよく分からなくなってくる。 牽強付会ということならば、「涕泣史談」の中で、 泣くことのうちには「 […]

映画「悪魔を憐れむ歌」

  家の近所のTSUTAYAには置いておらず、 GEOには一本あったけど、一週間待っても貸出中、 ならばと、休日出勤のついでに渋谷のTSUTAYAに寄ってみたら、 こちらも貸出中、 ええい、と思い、中古屋を数軒まわったものの、 どこにも置いていなく、 結局amazonでポチってしまったわけだけど、 それなら最初からamazonで、、とは思わない、 何でもかんでもamazonで安易に手に入 […]

「マーラーを識る」(前島 良雄)

  良く言えば毒にも薬にもならない、 率直にいうと、読むだけ時間の無駄だった。 書籍の帯には、いかにもマーラーの人物や音楽の本質に迫っているかのように書かれているが、 実際のところは非常に薄っぺらい内容である。 この本で述べられている要点は下記のとおり。 ・マーラーの交響曲には、 (おそらく)商業的な理由から作曲者の知らないところで、 タイトル(副題)が付けられているものが多くあり、 そ […]

「生物はなぜ誕生したのか」(ピーター・ウォード/ジュゼフ・カーシュヴィング)

  『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』をはじめとして、 この分野ではおなじみのピーター・ウォードと、 「スノーボールアース」説で一躍有名になったジョゼフ・カーシュヴィングの、豪華タッグによる共著である。 鳥と全球凍結、この2つに共通するキーワードは、 酸素濃度、だ。 他の星の生物はさておき、 現在の地球の生物にとって酸素はなくてはならない存在であり、 であるならば、過去の生物の絶滅や進化の原 […]

「音楽の聴き方」(岡田 暁生)

  音楽体験というものを、「聴く音楽」「する音楽」「語る音楽」の3つに分け、 それぞれがどのように絡み合っているのか、 それぞれには何が必要か、など、 身体レベルに近い視点での音楽論である。 音楽に関する著作には割とうるさい僕だが、 この本に書かれていることには概ね同意で、 特に「語る音楽」、すなわち、 音楽を言葉にすることの難しさ・大切さについてのくだりは、 ああ、こういうことだったの […]

シュナーベルの「皇帝」

クラシックの作曲家は作曲家であると同時にピアニストであることも多いから、 当然ながら、ピアノ協奏曲というジャンルに名曲は多い。 僕の中での「三大ピアノ協奏曲」といえば、シューマン、チャイコフスキー、 そしてこのベートーヴェンの「皇帝」。 特に「皇帝」は、18歳でピアノをやめる寸前に習った曲でもあるので、 思い入れが深いし、それこそ「毛穴の数まで」知っている。 そんな曲だから、誰の演奏を聴いてもそれ […]

「古語と現代語のあいだ」(白石 良夫)

  副題には「ミッシングリンクを紐解く」とある。 「ミッシングリンク」という語は、一時期、考古人類学などで盛んに用いられていたもので、 「失われたつながり」、例えば、 「ホモ・ハビリスとホモ・エレクトゥスとのミッシングリンク」 のように、 AからBへのと進化を表す、「未発見の中間状態の化石」 のことを表す。 だから、「現代語と古語のミッシングリンク」といえば、 たとえば、「かなし」という […]

「歌舞伎以前」(林屋 辰三郎)

  主に歌舞・音曲を中心とした日本文化の流れについて、 政治経済の背景を説明しながら、 それらがなぜどのように登場したのかを考察している。 特に支配者側の体制の変化と、 それに伴って民衆の生活基盤が変わっていき、 結果的に「河原者」と呼ばれる人々を生み出すことになった流れについての説明は、見事。 『梁塵秘抄』の中に、 後世の道行につながるようなフレーズがあるという事実や、 信長・秀吉時代 […]