身延を訪れた際に、
駅前で列車待ちをしたお店で売られていたのが、これ。
山梨といえばワインでしょ、ということで、
大して美味くもないのを飲んでいたのだが、
まさかこんなに旨い日本酒があったとは。
名水あるところに、名酒あり。
「天鵞絨の味」という表現は、
飲む前は、何とまぁ大袈裟な、と思っていたのだけれども、
一口飲めば、むべなるかな、
決して誇張ではないことが分かる。
これを開ける前は、「真澄」の純米吟醸を飲んでいて、
こちらも正統な辛口淡麗、
2017年の締めは「真澄」にしようと思ったのだけれど、
直後に飲んだ相手が悪かったとしかいいようがない。
大晦日の夜ということで、
かまぼこや蕎麦、漬物などのシンプルな日本食とともに、
キレがあるのに味わい深い、「七賢」の純米吟醸を、
おいしくいただくことができた。
四合瓶の正価で1,500円そこそこなので、
コスパ的にも十分すぎる満足度。