中国・香港合作による、
2011年のアクション映画。
舞台は1910年代の中国雲南省。
金城武演じる捜査官が、
とある事件の現場を確認したところ、
普通ではない「何か」を感じ取る。
事件の裏に隠されていた、
西夏の生き残りによる復讐劇と、
家族を守ろうとする男の生き様。
派手なカンフーアクションと、
割と重めなテーマが絶妙にマッチしていて、
期待以上の出来映えかと。
個人的には、
現代中国から見た西夏って、
こういうイメージなのか、
というのが知れたのが嬉しい。
アクション部分も、
単なるカンフーではなく、
東洋医学的なツボ理論みたいなのもあって、
ちょっと『北斗の拳』ぽいかも。
後半、謎の男の正体が判明したあたりから、
ややストーリー的には退屈するものの、
カンフーの勢いで何とか乗り切った感じかな。
こういういかにもコテコテの、
中国活劇は、キライじゃないです。
でも誰か、
芸能人に詳しくないオッサンに、
金城武と竹野内豊の見分け方を、
教えてください。
適正価格(劇場換算):1,500円