マシュー・サイド 著「失敗の科学」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
平易な実例を紹介しながら、
失敗から何をどのように学び、

そして次なる成功につなげるか、
について語った本。

まぁ、読みやすい分、
中身が流れていってしまうんだけど、

この本のキーワードどしては、
「マージナルゲイン」かな。

要は一発逆転を狙うのではなく、
コツコツと、

時には失敗を重ねながら、
成功へと到達する、
ってこと。

ボクシングでいうならば、
起死回生の左フックは必要なく、

相手に殴られ続けながらも、
細かくジャブを当てて、
相手の体力を奪い、

最終的には、
自分がリングに立っている、
という戦法だ。

だが特に、
ビジネスや医療の現場においては、

そもそも失敗を許容する環境が、
整っていないことが多いから、

誰もが失敗を恐れるし、
時には隠蔽さえする。

でも、
それじゃダメなんだぜ、
と、著者は熱く語るわけなんだけど、

実際、ビジネスの現場で、
堂々と失敗を語るのは、

(規模やシチュエーションにもよるけど)
簡単なことではないし、

まぁ頭では理解できるけれども、
実践できるかと言われれば、
それは別かな。

だが、相手のパンチにめげずに、
ジャブを細かく当て続けるという戦い方は、
決してキライじゃない。

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