イギリス・オーストリア・フランス・ブラジル合作の、
2011年のドラマ映画。
ウィーン、パリ、ロンドン、等々、
各国の都市を舞台に、
夫婦や恋人、親子など、
人間関係に問題を抱えた人物たちの、
それぞれのドラマが、
偶然にも重なってゆく、
というストーリー。
ありがちっちゃ、
ありがちだけれども、
それぞれの小話を、
無理に繋げようとせずに、
繋がらないところは、
繋がらないまま、
ごく自然に撮られているのが、
good。
これといって、
特筆すべき点も、
際立った脚本もストーリーも、
ないのだけれども、
人それぞれが、
それぞれの人生を、
必死に生きていることに、
共感できる映画なのかな。
一言で評するならば、
「センスの良い大人の映画」。
アンソニー・ホプキンス、
ジュード・ロウを始めとした俳優陣が、
さらにこの作品を、
グッと締めている。
上手くいくもいかずも、
人生、いろいろだね。
適正価格(劇場換算):2,200円