2020年、USのSF映画。
まぁ、アルバトロスの作品ということで、
クオリティは、予想通りなわけだが、
秋の夜長の、
B級SF鑑賞にはもってこいですな。
映画の冒頭でいきなり、
「月が地球に激突する3時間前」
って、おいおい、
随分、大胆な設定するじゃねーか。
そこから主人公を、
車で宇宙基地まで運んで、
宇宙船を飛ばして、
よく分からない装置を回収し、
人工ブラックホールを作るという、
驚愕の展開。
全体のプロット的には、
ナンセンス極まりないのだけれども、
細かいシーンのディテールが、
真偽は分からないまでも、
いちいち詳細すぎて、
不思議な説得感があるんですよね。
たぶん、フツーのハリウッド映画だったら、
逆にもっと大雑把すぎて、
???になるところを、
妙に詳しく描こうとしている感じ。
※結局???になることは一緒なのだが。
とはいえ、映画としての、
ストーリーとか展開は、
イマイチといえばそのとおりなので、
それほど高評価にはできず、
あくまでもB級SF好きの、
秋の夜長対策にどうぞ、って感じです。
適正価格(劇場換算):1,300円