
阿部寛主演の、
2025年日本のサスペンス映画。
どこにでもいるサラリーマンが、
身に覚えのない殺人事件の容疑者として、
なぜかSNS上で拡散、
世間の目から逃れようと、
ひたすら逃亡しつつ、
自ら犯人を捜す、
というストーリー。
原作の小説は、
読んでいないのだけれども、
これはいわゆる、
叙述トリックというやつで、
なるほど、映像にすると、
こうなるのね、
と半ば感心したものの、
原作の問題なのか、
脚本の問題なのか、
所々で、
登場人物たちの行動が、
あまりにも不自然なのが、
気になった。
そもそも主人公は、
身に覚えのない事件なのであれば、
逃げる前に警察に駆け込んで、
身の潔白を証明するだろ、
みたいな。
あとは、
安易にSNS拡散するものじゃない、
とか、
まず自分は悪くない、
と思うのをやめよう、
とか、
半ば教訓めいたメッセージが、
ちょいちょい鼻に付くのが、
純粋なミステリーとして、
楽しみづらいかな。
でもクライマックスで、
えっ?と思わせる感覚は、
なかなかだったし、
阿部寛のコミカルな演技(苦手な人もいそう)も、
嫌いじゃなかったし、
まぁ、合格点かと。
適正価格(劇場換算):1,400円