まずそもそも、
「早稲田の杜」とは何ぞやということなのだが、
都の~♪ 西北~♪
ではなく、都の遙か北の北、
群馬との県境近くに、埼玉県本庄市があり、
そこにある地名が、
「本庄市早稲田の杜」。
早稲田大学付属の本庄高等学校があるので、
それが地名になった(たぶん)わけで、
上越・北陸新幹線では、
熊谷と高崎の間に本庄早稲田駅がある。
まぁ一時間に一本しか列車が停まらない、
新幹線駅としてはかなり不便には違いないわけだが、
要するに、
早稲田の杜とはそういう場所。
ただ、このウィスキーの製造所は、
山梨県韮崎市とのことで、
「早稲田の杜」というネーミングは、
このウィスキーの販売元である、
ホームセンターで有名なカインズ社の本社が、
ここにあることに由来している。
なので当然、
ホームセンターのカインズでしか買えない(はず)。
肝心の味であるが、
最近はピュアモルトなんて贅沢品は飲んでないので、
比較はできないけれども、
次も買いたいかと言われれば、
うーーーーーん、Noかな。
結構クセが強いというか、
喩えが悪いけれど、
マルティニーク産のラムを飲んだときが、
こんな印象だった。
頑張ってオリジナリティを出そうとして、
悪い方向に行ってしまった、みたいな。
ただ、僕はウィスキーをストレートでしか飲まないので、
ハイボールとかにすれば、
このクセは少しは緩和されるのかもしれない。
でも、これで一本1,000円ぐらいなら一考してもいいが、
2,000円近くするし、
であれば、
素直にスコッチを飲まない理由がない。