平尾 昌宏 著「日本語からの哲学: なぜ〈です・ます〉で論文を書いてはならないのか? 」(晶文社)

タイトルに惹かれて読んでみたのだけれど、
何という事はない内容だった。

結論から言えば、
「です・ます」の形式は、
読み手・聞き手を意識しており、

「である」の形式は、
そうではない、という、

今更どうでもイイ内容について、
あれこれと周りくどく説明しているだけ。

そもそも哲学というものが、
僕には分かっていないのであるが、

結局は証明不可能な事柄について、
あれこれと理由付けをしながら、

いかにも学問してます、
って見せかけているだけで、

内容としては、
薄っぺらすぎますわ。

なんか文体の話から始まって、
最後は愛だとかケアだとか、

著者のナルシストっぷりが、
ちょっと気味悪くなった。

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