リヒテル&ムラヴィンスキーの、
1959年の演奏。
ある意味、凄いよね。
何が凄いかって、この曲、
ロマンティック&感傷的に演奏しようと思えば、
いくらでもできるのに、
いや、むしろそうしたくなるのに、
そんなの関係ねぇ!
これぞロシアよ!見たか欧米よ!
と、ひたすら武骨に、
一切の感傷を抜きに突き進む、
まさにこれぞ、職人芸。
正直、好き嫌い別れるというか、
好きな人は少ないでしょうね。
僕は、嫌いじゃないですが、
もう一度聴きたいかと言われると、
No。
やはりこの曲は、
この演奏とは逆のベクトルで聴きたいのです。