2023年、カナダのドラマ映画「ブラックベリー」
スマートフォンが登場する直前、
日本ではドコモから出てたね、
ブラックベリー。

使ってる知人が一人いたけど、
あの特徴であるキーボードが、

全然魅力に感じられずに、
イケてなかったな、、、
っていう記憶。

自分は2002年頃から、
モバイル業界にいて、

この作品にも出てくる、
パームやiモードといった、
「先駆者」たちとビジネスしていて、

サンフランシスコでは、
techy集団に拉致(?)されたことも、
今となっては良い思い出。

そんな同時期に、
モバイルの先駆者として、
トップを走っていた、

ブラックベリーの、
誕生と成長、そして没落について、
描いたのが本作品である。

2000年代初頭の、
モバイルベンチャー界が、

ストーリーの中心というだけで、
とにかく懐かしい。

そこに、
techとセールスと経営との、
社内争いとか、

リアルタイムを過ごした自分としては、
あー、そうだよねー、
という、

共感・納得の、
映画でございます。

でも、作品内で描かれているように、
やっぱりあのキーボードは、
(特に外国人にはなおさら)
イケてなくて、

タッチディスプレイ式の、
iPhoneに、
覇権を奪われるわけで、

なんだろう、
すごくニッチな世界を描いているんだけど、

技術進化の本質というか、
非常に考えさせられる、
良作だと思う。

テンポの良さも◎

適正価格(劇場換算):2,200円

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