大手饅頭

内田百間関連の本を読んでいたら、

岡山出身の彼は、とにかく大手饅頭が大好きで、
「大手饅頭になら押しつぶされてもいい」と語っていたということを知り、

百間先生を敬愛する自分としては、
今すぐにでもこの大手饅頭とやらを食べたくて仕方なくなった。

確実に買えるところは、、、
岡山県のアンテナショップだろうと思いつき、
スマホで調べてみると、新橋にあるとのこと。

新橋なら先週行ったのに!とは思ったが、
このときも新橋から遠からぬ蒲田にいたので、
帰りに立ち寄ってめでたくゲットした。

画像を見ても分かるように、とにかく皮が薄いので、
饅頭というよりも、あんこそのものを食べているような感じである。

そしてこれを20秒ほどレンジで温めると、
何とも言えぬ芳香が鼻に伝わり、
成程、百間先生が好んだのも納得がゆく。

特に、こしあん至上主義の自分としては、大満足なのだが、
「押しつぶされてもいい」とまでは思えなかったかな。

百間先生には叱られるかもしれないが、
どうせ押しつぶされるなら、
絶世の美女か、山積みの書物の方がイイ。

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