2015年8月

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「「クリエイティブ」の処方箋」(ロッド・ジャドキンス)

  やはり完全には浮世を離れるわけにはゆかず、 仕事をする身である以上、 たまにはこういう本を読んでいないと、感覚が鈍る。 春から週7日間無休で働いてきたので、 クリエイティブな活動や思考に飢えていたせいでもある。 時間があれば何でもできるわけではないが、 時間がなければ何もできないのだということを、 最近痛感し始めた。 そんな状態だったので、本屋に行ったときに、 自然とこの本に手が伸び […]

diary 2015/08

2015年8月31日(月) 「surprise yourself」を何と訳すか。 「自分を驚かす」「自分に驚かされる」、どちらも正解なのだけれど、 どちらに訳すかで、その人の性格が表れる気がする。 2015年8月30日(日) 「き、今日は古代マヤ暦では閏日として同じ日を二回入れた日だから、ムニャムニャ…」 by店長 2015年8月30日(日) 「あ、店長はなんか、眠かっただけみたいっスよ」 byス […]

「説経節を読む」(水上 勉)

  大袈裟で表現過剰ともいえる説経節の世界を、 これまた濃厚な水上勉の筆で描いた好著。 少年期に出家をし、特異な環境で育ちながら、 盲目の祖母とともに、旅芸人の語る説経節に親しんできた著者ならではの、 いわば「等身大」の説経節の世界を堪能できる。 採り上げられているのは、 「さんせう太夫」「かるかや」「信徳丸」「信太妻」「をぐり」の名品五編で、 原文をたっぷりと交えながら、 「覚書き」に […]

峰乃白梅 純米大吟醸

峰乃白梅 純米大吟醸

  久々の酒記事更新。 この酒を飲んだのは、数か月も前なのだけれど、書こう書こうと思いながら忘れていた。 実家で父親と、一升瓶をグイグイと。飲んだんだった。 雪中梅と越乃寒梅と合わせて、「越の三梅」と呼ばれているが、 この「峰乃白梅」はあまり出回っておらず、 この高級酒を、残量を気にすることなく(酔いは気にしたが)飲めたというのは、 今さらながら、幸運この上ない。 味は、一流の酒の証しで […]

「漱石先生ぞな、もし」(半藤 一利)

半藤一利さんが、 漱石先生の義理の孫だということは、 これを読んで初めて知った。 そういう関係であろうとなかろうと、 著者の漱石作品への愛着が伝わってくるエッセイで、 漱石好きとしては、 もっと早く読んでおくべきだったと悔やまれる。 漱石作品ではBGMが効果的に使われている、 とか、 「それから」には百合の花の香りが濃厚に立ち込めているが、 漱石は実は鼻が悪かったのではないか、 とか、 若き日に兵 […]

I LOVE TECHNO MUSIC.

進化論がエレガントである所以は、 それが文字通りの「生物の進化」について説明してくれるだけではなく、 世にあるあらゆるモノや現象についても、ある程度の確からしさをもって敷衍できる点にある。 ひとつひとつのモノ・現象に当てはめて検討したい欲求に駆られるが、 いまはそれを「音楽ジャンル」に限ってみよう。 おそらく手拍子や口笛のような、体を使ったシンプルな音表現からスタートした音楽は、 さまざまなジャン […]

「明暗」(夏目 漱石)

  漱石を読み直そうプロジェクト(?)も、 一旦ここまで。 最後を飾るのは、 もちろんこの「明暗」以外にあり得ない。 漱石というと、我が国を代表する文豪、大御所という印象が強く、 老年まで活躍していたと勘違いしがちであるが、 享年50歳。 決して長い人生ではなく、 しかも作家として活動したのはわずか10年ほどに過ぎない。 その漱石最後の作品が「明暗」であり、 執筆途中に亡くなったため、未 […]

世界に一つだけの花

こないだ、どこかの喫茶店だかお店だかで、 SMAP(槇原敬之)の「世界に一つだけの花」が、 ハミングモード(メロディだけの状態を勝手にそう呼んでます)で流れていて、 サビの部分の歌詞、 そうさ 僕らは♪ 世界に一つだけの花♪ 一人一人違う種を持つ~♪ ってところを何気なしに呟いたら、 そういえば、世阿弥の「花鏡」に、、と思ったので、家に帰ってあらためて調べてみた。 ——&# […]

「特別展 生命大躍進」(@国立科学博物館)

  これは素晴らしい! 一応、生命の誕生から人類までの歴史を辿っているのではあるが、 主役は間違いなく、カンブリアモンスター達である。 まさか、ハルキげニア、オパビニア、アノマロカリスたちの、「ホンモノの」化石が見れるとは! そして、カンブリアモンスターではないが、巨大なウミサソリの全身化石まで! ナメクジのような地味な生物であるが、 かつては我々脊椎動物の祖先ともいわれていたピカイア。 […]

  • 2015.08.11
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映画「ジュラシック・ワールド IMAX 3D版」

(僕も含め)大人も子供も、なぜ恐竜が大好きなのか。 ・とにかく巨大なこと。 ・種類が豊富なこと。 ・デザインに富んでいること。 ・すでに絶滅してしまっていること。 ・強い(凶暴)存在であること。 これぐらい挙げれば十分だろう。 上記のうちで、「すでに絶滅してしまっていること」というのが、実はポイントである。 我々哺乳類のDNAには、本能的に爬虫類を嫌う傾向が刷り込まれていて、 そんな爬虫類の最凶バ […]