2016年7月

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diary 2016/07

・2016年7月31日(日) 「モウコノウマ」は「蒙古の馬」ではなく、 「蒙古野馬」だったという衝撃の事実。 そして、このコの祖先が、 チンギス・ハーンを背に大草原を駆けていたと思うと、 なかなか感慨深い。 ・2016年7月30日(土) かき氷、冷やし中華、アイスコーヒー、そうめん、水ようかん、冷酒・・・ 夏ならではの食べ物・飲み物がここまで多いのも、日本の特徴かも。 それにしても、東京の蒸し風呂 […]

ラモーの管弦楽組曲

バッハより2歳年上の、フランスバロックを代表する作曲家、 ジャン=フィリップ・ラモー。 いわゆるバロック音楽は、イタリアとドイツが本場であって、 フランス物は、微妙に、感覚というかセンスが異なる。 おなじみサヴァール指揮の、 古楽器演奏によるこの「組曲」(正式な曲名不明)を聴けば、 フランス・バロックの楽しさが分かると思う。 古楽器を使った演奏は、基本的にはキライだったのだけれど、 こういう演奏を […]

「日本幻想文学史」(須永 朝彦)

  この著者にとっては、 リアリティを欠いたものはすべて「幻想」に思えるようで、 ゆえにこの本は、「日本幻想文学史」というよりも、 「日本文学史」になってしまっている。 特に江戸以前の古典の物語なんて、 現代的な意味でのリアリズムを備えたものなどないのだから、 「幻想」の定義をしっかりしてから語り始めないと、 「古事記」も「日本書紀」も「源氏物語」も「太平記」も、 みんな全部、「幻想文学 […]

映画「追撃者」

  世界に1台しかない高級車に乗り、自慢のライフルを手に、 ビッグ・ホーンを狩りにいきたいという、 マイケル・ダグラス演じる超金持ちの爺さん。 そのガイド役に選ばれたのが、 何の変哲もない、地元の青年ベン。 昼間は気温が50度まで上がるという、 見てるだけでも暑くなるような砂漠を舞台に、 二人の手に汗握る鬼ごっこを描いたスリラー。 爺さんが誤って人を撃ってしまい、 その口封じのために、砂 […]

「バロック音楽」(皆川 達夫)

  少なくとも日本人においては、 クラシック音楽に対して、 「似非進化論」的な捉え方、つまり、 新しきは古きを凌駕する、という考えが、 根強く残っている気がしている。 自分自身が受けた音楽教育を振り返ってみても、 クラシック音楽は、 バロック-古典派-ロマン派 の順で「進化」してきたのであり、 バロック以前の音楽ともなれば、 それはまるで、多細胞生物以前の単細胞生物であるかのように、 不 […]

「ルノワール展」(@国立新美術館)

チケットはだいぶ前に買ってあったのだけれど、 ここのところ、休日出勤だったり色々と忙しく、 ようやく足を運ぶことができた。 というか、振り返ってみれば、 最後に美術展を鑑賞したのが、ゴールデンウィーク中の若冲展だったから、 二か月以上、絵画鑑賞を離れていたことになる。 鑑賞眼が鈍っていないか、心配なところではあったが、 そこは目に優しいルノワールでちょうどよかった。 さて、最近つくづくと考えていた […]

映画「L.A.コンフィデンシャル」

  20年前に観て以来、 いまだにこの作品を超えるサスペンスはない、と思っている。 練りに練られたストーリーはもちろん、 世界観、キャスティング、音楽・・・とにかく全部が好きで、 英語の原作本を買って読んだのは、これと「イベント・ホライズン」(w)ぐらい。 久々に見直してみたのだけれど、やはり完成度が段違いに高い。 ケヴィン・スペイシー演じる、陽気で余裕たっぷりのベテラン刑事と、 ラッセ […]

レスピーギ 組曲「鳥」

最近のハマりは、レスピーギ。 楽器の使い方のうまさは、 クラシック作曲家の中でも、かなりのものだと思うし、 何よりも美しい音楽が多い。 この組曲「鳥」は、 以前、ここでレスピーギの曲を紹介したときに、 リクエスト(?)をいただいた曲で、 ところどころに、鳥の鳴き声を模したフレーズが出てくる楽しい曲ではあるのだけれど、 決して軽い音楽ではなく、 かなり密度の濃い内容になっていると思う。 全体的に抑制 […]

「エロティック日本史」(下川 耿史)

  タイトルのとおり、 イザナキ・イザナミから太平洋前後までの、 我が国の性の歴史を解説した本である。 帯を見ると、軽い本のようにも思われるが、 意外にも内容はしっかりしており、 アングラ文化論として、なかなか読みごたえがあった。 普段我々が週刊誌で目にするような「エロワード」の中には、 実は江戸時代、古くは平安時代から使われているものがあったり、 人々が性を享楽するために、 こんなこと […]

「泰階(太階)」の正体

少し前に書いた、「泰階(太階)」についての記事、 「諸橋大漢和」を手に入れたらもう一度調査し直そう、としていたのだけれど、 念願かなって、この世界最大の漢和辞典を手に入れたので、 早速、調査を再開してみた。 「泰」の字を調べると、「泰階」については前回紹介したとおりの説明なのだが、 その隣に「泰階六符」という語があり、「漢書」の注として、 泰階、三台也、毎台二星、凡六星 という例文が挙げてある。 […]