2017年8月

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diary 2017/08

・2017年8月31日(木) 音楽を始めることもそうだが、終わらせることも指揮者(指導者)の仕事。 音がそこで鳴っている以上は、全責任は彼が負わなければならない。 それを暴力で終わらせるしか術を持っていなかったのであれば、 そんな仕事は最初から受けるべきではない。 ・2017年8月30日(水) 熱っぽさはだいぶ抜けたが、薬のせいか、やたらと眠い。 喉はまだまだ。しばらくは義太夫は無理か。 今日も( […]

「世界は素数でできている」(小島 寛之)

  素数の歴史や、素数に関する定理や公式を、 コンパクトにまとめた一冊。 説明がすごく分かり易いので、 大学受験レベルの数学知識があれば、何とか読める。 素数の世界と、ガウス平面とがリンクすると知ったとき、 数学は何て魅力的なんだろう!と心底から思った。 それ以外でも、この本で紹介されている数々の定理や、 ひいては量子物理の世界までがつながっているとは、 「世界は素数でできている」という […]

映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」

  2016年のスペイン映画。 金と権力を使って、 自らを無実にしようとする青年実業家と、 息子を殺された老夫婦の執拗な追跡が、 メインストーリーなのだけれど、 当然ながら嘘を付く奴もいれば、 巧みな誘導尋問もあり、 密室トリックがあったり、 アリバイ工作があったり、 観ている方も何度も欺かれる、 かなりのクオリティのサスペンス作品だ。 特にラスト近くになり、 真相が次々に明らかになって […]

「心を操る寄生生物」(キャスリン・マコーリフ)

  寄生という生き方は、 生物にとって最高の戦略ではなかろうか。 ウィルスや昆虫に限らず、人間でも同様で、 ニートにせよヒモにせよ、 生きるためのコストを最小限にできるというのは、 この上ない贅沢である。 寄生生物の話であれば今更珍しくもないが、 この本で紹介しているのは、 寄生生物が、己のホスト(宿主)の行動や思考を、 自分に都合の良いようにコントロールする、という話だ。 分かりやすい […]

「ジャコメッティ展」(@国立新美術館)

アーティストがモノと対峙したとき、そこに何を感じるのか。 カタチ、色、光、そして影、 時代によっても、また絵画なのか版画なのかという手法によっても、 それは異なってくるだろう。 それが彫刻である場合、大半の作り手たちは「カタチ」を意識していたに違いない。 いや、そうであるからこそ、彫刻という表現手法を選択したのだとも言える。 しかし、ジャコメッティという彫刻家については、 すべての感性が「線」であ […]

  • 2017.08.24
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映画「パッセンジャー」

  アン・ハサウェイ主演のサスペンスの方は、「パッセンジャーズ」(原題:Passengers)、 こちらは、「パッセンジャー」(原題:Passenger)。 紛らわしい。 恋愛要素を前面に出したSFなんて、 おでんにケチャップをかけるようなものだぜ(意味不明)と、 ハナから酷評してやろうと思っていたのだが、 これが意外と、なかなか楽しめる作品だった。 以下、新作にもかかわらず、無慈悲にも […]

「木偶の舞う夢」(おおえまさのり)

  現在の国立文楽劇場にあるほとんどの首(かしら)を制作した、 文楽の人形師といえば、まさに大江巳之助のこと。 彼の一生や、その仕事観について、 息子さんが綴ったエッセイ。 文楽といえば、 三味線、太夫、人形遣いのいわゆる三業からなるわけであるが、 裏方ともいえる、人形師にスポットが当たることはほとんどない。 けれども、容易に想像できる通り、 すぐれた人形師によるすぐれた人形があるからこ […]

「エロい昔ばなし研究」(下川 耿史)

  「エロい昔ばなし」というタイトルは、キャッチーではあるがややズレていて、 厳密には、「日本の文芸・文学作品にみられる性愛表現」とでもいおうか。 要するに、「浦島太郎」や「桃太郎」といったいわゆる「昔話」を、 エロ視点で捉えた、というわけではない。 内容は予想通りで特に驚くほどのことはないが、 今まで古典など見向きもしなかったような学生とかが、 これを機に(?)少しでも興味を持てるよう […]

「生誕140年 吉田博展」(@損保ジャパン日本興亜美術館)

ダイアナ妃が執務室に作品を飾っていたとか、 日本美術界の権威だった黒田清輝を殴ったとか、 マッカーサーが厚木に降り立ったとき、 真っ先に「吉田博はどこにいる?」と言ったとか、 様々なエピソードに事欠かず、 もちろん画家としても一流の腕前だった吉田博であるが、 日本での知名度は、なぜかそれほど高くない。 しめしめ、これは展覧会も空いているに違いないと思ったのに、 実際はその逆で、 お盆中にもかかわら […]

萩の鶴 極上 純米酒

萩の鶴 極上 純米酒

そう、たしか全国各道府県のアンテナショップ巡りをする、とか決意したものの、 北海道、青森、秋田で1年半前に滞ってしまっており。。 まさに燈台もと暗しとはこのことで、 池袋のサンシャイン通りの入り口近くに宮城県のショップがあるではないか! ということで、ひっそりと再開。 (ちなみに、「灯台もと暗し」と勘違いしている方もいますが、正しくは「燈台」です。 犬吠崎ではなくて、部屋に灯す方。) 酒が目当ての […]