2017年11月

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diary 2017/11

・2017年11月30日(木) 12月は1年のバッファみたいなもんだから、 実質今日で今年も終わりだな。 ・2017年11月29日(水) 「臭い」と書かれたときに、「におい」なのか「くさい」なのか、 同じく「辛い」は、「つらい」なのか「からい」なのか。 「細い」と「細かい」、「苦い」と「苦しい」は送り仮名で判別できるが、 「におい」には「匂い」という書き方もあったりして、 日本語と漢字の在り方を考 […]

約25年ぶりのピアノ

  ついに、我が家にも新しい家族が。 電子ピアノだけど、タッチがそれなりなら、特に問題はない。 大学入試の直前まで、ピアノは習っていて、 平均律の第一巻も終えたし、 「皇帝」「幻想即興曲」「イタリア協奏曲」「ラ・カンパネラ」 あたりも弾いていたので、腕にはそこそこ自信はあったのだが、 なにせ、約25年ぶりである。 またピアノを弾こうと思ったのも、とにかくバッハが弾きたいからで、 なので、 […]

「世界のタブー」(阿門 禮)

  タブーとは少し違うが、 某都知事が、不適切な用語を使ったことで、 選挙で敗北したことは記憶に新しい。 その言葉自体に差別的な意味は全くないが、 コンテクスト次第では、不快であるととられかねない。 またここ数日話題になっている、 某スポーツ界もタブーの百貨店のような場所だ。 そもそも出自や育ちの異なる他者が集まれば、 程度の差こそあれ、そこには何らかの「タブー」が生まれるわけで、 それ […]

映画「二つ星の料理人」

  厨房を舞台にした作品は、どれも似たり寄ったりになりやすく、 この作品も取り立てて見るべきところはなし。 むしろ、シェフとオーナーの同性愛関係とか、 師匠の娘との昔の恋愛とか、 シェフが借金取りに追われていることとか、 薄いストーリーに肉付けするために、 無理やり盛り込んだようなエピソードがどれも中途半端過ぎて、 であれば、たとえば料理シーンをもっと丁寧に撮るなど、 本筋部分での厚みが […]

「したたかな寄生」(成田 聡子)

  寄生生物の研究というのは、 おそらく「普通の」生物よりも遅れているはずで、 たぶんこれから、どんどん新しい研究結果が 発表されることだろう。 だから今のところは、 新書ではあるが、このぐらいの本を読んでおけば、 寄生生物についての大部分は理解できるのだと思う。 個人的に興味があるのは、 例えばカッコウの「托卵戦略」は、だいぶ見破られるようになって、 もはや完璧な寄生術とはいえなくなっ […]

「御馳走帖」(内田 百間)

  急に湧いてくる、百間先生熱。 この「御馳走帖」は、 たとえば何とか魯山人が書くような、グルメエッセイではない。 時には文句を言い、時には仲間と楽しみながら、 「自分なりの御馳走」を楽しむという、まさに百間ワールドの真骨頂。 だから食すもの自体は、焼き豆腐でも焼き油揚げでも、 なんでもそれは、「御馳走」となる。 いくつか面白かったものを紹介すると、 百間先生は毎朝「英字の形をしたビスケ […]

「運慶 興福寺中金堂再建記念特別展」(@東京国立博物館)

秋晴れの上野公園では、「数寄フェス」(?)とやらがスタートし、 噴水の中に、寛永寺の山門(文殊楼)をモチーフとしたオブジェが登場。 台風が来たらバラバラにならないかとか、 この木材で割り箸が何膳ぐらい作れるのだろうか、などと考えながら、 正面の国立博物館へ。 平日だからゆったり鑑賞、、と思ったら甘かった! 入口には「入場まで50分待ち」の表示。 そして、行列。 この日は20時まで開館だったので大丈 […]

「物理2600年の歴史を変えた51のスケッチ」(ドン・S・レモンズ)

    天才たちの手によるスケッチを検証し、 そこに潜む物理の法則について解説する本かと思ったら、 どうやら違った。 確かに、中には実際に科学者が描いたスケッチの紹介はあるが、 大部分は物理の法則を、 著者自身がイラストで説明しようとしているもので、 しかもイラストへの依存度が10%ぐらい、 要するに、単にさまざまな物理法則を解説している本と、 それほど違いはない。 なので目新 […]

「江戸の琳派芸術」(@出光美術館)

常々思うのは、光琳、抱一、其一と連なる琳派の系譜は、 先人の素材を大胆に再利用しているわけで、 それはまさに、和歌の世界の伝統である「本歌取り」と酷似しているということ。 ただ、琳派の絵の多くは同じ素材に対して、 微妙なレベルで変化を加えてはいるものの、 基本的には同じ文脈を受け継ぐものであって、 本来の意味での「本歌取り」、 すなわち、四季の歌ならば恋の歌に替え、 恋の歌ならば雑歌に替える、とい […]

  • 2017.11.08
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映画「ノウイング」

  公開当時、劇場に足を運んで観たのだけれど、 自分としては珍しく再度観たくなり、レンタル。 SF、ディザスター、スリラー、サスペンス、ヒューマンドラマ、 いろんな要素で盛りだくさんなのだが、ごたごたした印象はなく、 久々に鑑賞しても、なかなかバランスが取れていて悪くないと思った。 「日付+犠牲者の数」という数列が、ストレート過ぎてジワジワ怖いのだけれど、 極め付けは、最後の「EE」の意 […]