2022年2月

diary 2022/02

・2022年2月28日(月) 『展覧会の絵』の「キエフの大門」は、 大曲の最後を飾るにふさわしい、 壮麗かつ感動的なフィナーレなのだけれど、 現実もそういうエンディングになってほしいものだ。 ・2022年2月27日(日)その2 ミステリー小説を読んで、 後半になって謎が解かれ始めるときの、 あの高揚感は、何事にも替えがたい。 最高。 ・2022年2月27日(日) あっという間の一週間。 あっという […]

「ABC殺人事件」(アガサ・クリスティー)

地名の頭文字が、 A、B、C…で始まる土地で、 名前の頭文字が、 A、B、C…で始まる人物が、 次々に殺されてゆく。 殺人現場に残されるのは、 ABC時刻表、 そして常に現場にいた容疑者の、 名前もまた、ABC…。 アルファベットにまつわる連続殺人、 というプロットは、 さすがクリスティという感じだが、 うーーん、 殺人の動機もイマイチだし、 殺しの手段もほとんど描かれていないし、 ディテールの詰 […]

映画「盗まれたカラヴァッジョ」

伊・仏合作の、2018年のサスペンス。 カラヴァッジョの名画、 「キリスト降誕」の盗難事件について、 想像力を膨らませて映画化したのが、 本作品。 主人公の女性は、 映画製作会社の秘書で、 実は数々のヒット作品の、 ゴーストライターも務めていた。 そんな彼女に、 「キリスト降誕」盗難事件の、 真相を知る人物が現れ、 匿名で脚本化するように、 持ちかける。 やがてその脚本は、 絵画を盗んだマフィアの […]

「トマト缶の黒い真実」(ジャン=バティスト・マレ)

世界に広く流通している、 「イタリアをイメージした」トマト缶が、 実は中国で生産されている、 という事実を、 各所への取材を中心に、 ドキュメンタリー風に描いた一冊。 トマトといえば、 反射的に思い浮かべる「赤」という色を、 逆手にとったタイトルからして、 まず秀逸。 そして、そのトマトを栽培・収穫する、 新疆ウイグル自治区や、 それを加工する天津の工場、 さらにそれを販売するイタリアの商社に、 […]