2022年5月

1/2ページ

diary 2022/05

・2022年5月31日(火) 特に心動かされることもない、 5月の末日であった。 ・2022年5月30日(月) 省略することを、 「割愛(かつあい)」というが、 なぜ「愛」なんて字が入るのだろうかと、 『日本国語大辞典』に問うてみたところ、 「惜しいと思いながら捨てること」 というのが、「割愛」の本義らしい。 ふーんと思いながら読み進めると、 最後に、 「養蚕で、交尾している雌雄の蛾を離すこと」 […]

映画「ウィザード・オブ・ライズ/嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜」

バーナード・L・マドフによる、 米国史上最大規模の詐欺事件を描いた、 2017年USの金融ドラマ。 実話を元にしているので、 ストーリーとしての妙はないのだが、 首謀者の家族が、 犯罪にいかに向き合うか、 という部分に焦点を当て、 主演のデ・ニーロや、 妻役のミシェル・ファイファーらの役者陣の、 熱演が見どころになっている。 詐欺の内容は、 「ねずみ講」とのことなのだが、 映画を見た限りでは、 投 […]

「屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS」(マット・パーカー)

邦題はどうかと思うが、 数にまつわるミス、 そしてそれが原因で起きた事故について、 そこから得られる教訓とともに、 紹介した本。 数学というよりも、 単位、暦、通貨など、 日常的な数についての話が、 大部分なので、 数学が苦手な人でもとっつきやすいはず。 やはり印象深いのは、 単位換算のミスが原因で、 飛行機が制御不能に陥ったり、 火星探査機が行方不明になったりといった、 「大事故」が起きてしまっ […]

「バッハ 平均律クラヴィーア ⅠⅡ: 解釈と演奏法」(市田 儀一郎)

日本語で読める『平均律』全曲の、 鑑賞用ではなく実演用の解説書は、 それほど多くはないのであるが、 その中でも質・量ともに、 群を抜いた存在なのがこの本。 Ⅰ巻とⅡ巻の全2冊で、 全48曲のプレリュードとフーガを、 1フレーズずつ分析しながら、 曲の構成、演奏法について、 詳細に解説している。 特にフーガにおいては、 全体構造の理解なしでは、 弾いたことにはならないので、 この本は、練習の合間に何 […]

「物語史の起動」(藤井 貞和)

いまさら「物語史」について、 そう新しい切り口はないだろうと思いながらも、 新刊、しかも青土社かつ藤井貞和だと、 ついつい買ってしまう。 著者は物語史を以下のように分類する。 ——————— 神話紀:ほぼ縄文時代 昔話紀:ほぼ弥生時代 フルコト紀:ほぼ古墳時代 物語紀:7~13、14世紀 ファンタジー紀:中世後期~ […]

映画「TOKYO!」

2008年、仏・日・独・韓合作のドラマで、 3人の監督がそれぞれの「東京」を描く、 3作からなるオムニバス。 1作目は、 ミシェル・ゴンドリー監督による、 「インテリア・デザイン」。 都会に夢見て上京してきた、 若いカップルの挫折を描いた話で、 住宅事情とか、途中までは、 東京っぽさを醸し出しているけれども、 最後近く、 ヒロインがなぜか椅子に変身するあたりから、 僕にはちょっと意味不明。 2作目 […]

映画「消されたヘッドライン」

2009年米英合作のサスペンス。 ベン・アフレック出演作にハズレ無し! という自分なりのルールにもとづいて、 鑑賞してみた。 いやぁ、ストーリーが濃厚かつ重厚すぎて、 紹介するのもひと苦労だけれども、 カンタンに紹介するならば、 政府と軍事企業との癒着を暴こうとする、 国会議員(ベン・アフレック)と、 その友達の新聞記者(ラッセル・クロウ)の活躍を描くのだが、 重要な人物が殺されたり、 意外な真相 […]

「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」(@国立新美術館)

美術館に行くのなんて、 どれぐらいぶりだろう。 自らの行動・思考備忘録である、 当ブログを調べてみたら、 どうやら約2年半前が、 最後の美術展鑑賞らしい。 そこからコロナやら何やらで、 すっかり足が遠のいてしまったが、 自分の中の絵画愛は、 決して死んだわけではなく、 いや、まさにそれを確かめるために、 このGWに絵画鑑賞復帰戦を仕掛けることにした。 「メトロポリタン美術館展」。 2年半も芸術から […]

映画「アドレナリン」

GW最後の映画鑑賞は、 ジェイソン・ステイサムにしようと決めてた。 ちょっとコメディ色が強くて、 若干期待ハズレだったけれども、 楽しめるっちゃ、楽しめる。 気絶している間に、 中国製の合成毒を打たれた主人公。 その毒は解毒剤がない代わりに、 常にぶっ飛び続けて、 アドレナリンを出し続ければ、 延命できるとのこと。 そうと分かれば、 自分に毒を打った奴に、 復讐しにいくでしょ、ってことで、 ジェイ […]

たかだか一本

ユークリッドの5番目の公準は、 本人も認めていたと言われる通り、 第1~4の公準と比べると、 かなり冗長である。 1つの線分が2つの直線に交わり、同じ側の内角の和が2直角より小さいならば、この2つの直線は限りなく延長されると、2直角より小さい角のある側において交わる。 これをよりシンプルに表現したのが、 「プレイフェアの公理」というやつで、 平面上に直線と、直線上に存在しない点が与えられたとき、点 […]