リチャード・ドーキンス 著「ドーキンスが語る飛翔全史」(早川書房 )
最近は、良かれ悪しかれ、
ほぼ毎日出社しているので、
通勤中の読書時間が増えた。

混んでることを想定して、
Kindle読書が主流だけれども、

カラーイラスト付きという本書は、
久々に「紙の本」
(この表現をする必要が生じるのは、
古代の石板以来か?)
を購入した。

いわずと知れたドーキンスが、
昆虫、翼竜、鳥類、
哺乳類、人類等における、

「飛翔」にまつわる、
進化学や物理学について、
平易に語った本。

そもそも何のために飛ぶのか(2章)、
飛ぶことが素晴らしいのなら、
なぜ飛ばなくなった動物がいるのか(3章)、

あたりが、
いかにもドーキンスらしい、
考察を示していると思う。

生物進化についてドーキンスの見解には、
賛同しかねる部分もあるのだが、

この本での著者は、
自説をほとんど主張せず、

あくまでも(ダーウィン的な意味での)「一般論」
にとどまっているため、
楽しむことができた。

感覚的には、
「大人の絵本」(こう書くと、なぜか卑猥に感じる)
ってところかな。

姉妹版として、
「地下生物全史」
も出して欲しいね。
(本書中でも一部触れられている)

そう考えると、
地殻と大気に溢れた地球という環境は、
非常に特殊なんだな、と。

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