本・読書

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「贋救世主アンフィオン」(ギヨーム・アポリネール)

学生時代からアポリネールが大好きで、どうしても原文のまま読んでみたくて、 大学時代に第三外国語としてフランス語を習ったりしたのだけれども、結局、自己紹介すらできないレベルのまま挫折した。 まぁそんな皮肉も、アポリネール本人が聞いたら大喜びしそうだが。 「月の王」「オノレ・シュブラックの失踪」「アムステルダムの船員」・・・愛すべき短編はいくらでもあるのだけれども、 個人的にはこの「贋救世主アンフィオ […]

「陰翳礼讃」(谷崎潤一郎)

ちょっと前から、「デザイナー」と呼ばれる(あるいは自称している)人たちの間で、谷崎の『陰翳礼讃』を評価することがブームになっている。 日本文化の本質は「陰翳」にある、という内容をひたすら繰り返すエッセイなのだが、自分にはこの作品がちっとも優れているとは思えない。いやむしろ、 谷崎潤一郎としては、失敗作の部類に入るのではないか。 なぜ日本人が「陰翳」を好むのか、谷崎はこのように結論付ける。即ち、 日 […]

「恐竜博物図鑑」(ヘーゼル・リチャードソン)

図鑑なんていうものは、何冊もいらない。 特に恐竜のような、半ば想像に頼らざるを得ないようなものが相手だと、”良識的な”図鑑が1冊あれば十分だ。 数多ある同類の書籍の中でも、この恐竜図鑑は、抜きん出て素晴らしい。 ボリュームはむしろ少ない方だが、他の多くの図鑑類が、どちらかといえば「絵本」に近いのに比べ、 この『恐竜博物図鑑』は大人でも普通に読めるように(いや、むしろ大人向け)、一体一体に学術的な解 […]

「ガリレオの指」(ピーター・アトキンス)

この本に出会ったのは、まだサラリーマン時代の、5~6年前のこと。 科学の楽しさ、美しさを、ここまで興味深く書いた本には、 同ジャンルの本をそこそこ読んでいるつもりの自分でも、未だ出会っていない。 副題は「現代科学を動かす10大理論」。 1.進化 2.DNA 3.エネルギー 4.エントロピー 5.原子 6.対称性 7.量子 8.宇宙論 9.時空 10.算術 ちょっとでも理科が好きな人なら、この題目を […]

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