雑記

1/15ページ

謹賀新年 2018

さて、年が明けていきなりあれなのですが、 「明けましておめでとうございます」 というフレーズが嫌いで仕方がない。 誰だって生きていれば年は明ける。 それを別にあらたまって「おめでとうございます」とか言われても、 何だか筋違いというか、腑に落ちないというか、 いかにも日本人的に押し付けがましさを感じてしまい、 ともかく居心地が悪いことこの上ない。 その点、たとえば英語の、 Happy New Yea […]

下部訪泉記

毎年恒例になりつつある、クリスマス時期の温泉旅行。 今回選んだのは、山梨県にある下部(しもべ)温泉。 信玄の隠し湯として有名で、低温なのが特徴だそうな。 新宿で適当に雑誌を買って、10:30発の「かいじ103号」に乗り込む。 「えきねっと」というJR東日本のネットサービスで買うと、 時期や列車に関わらず、指定席が35%も割引になる。 だったら最初から安くしとけよ、と思うのだが、 まぁ安く乗れるのだ […]

弦と弓

英語の「string」の和訳について。 チェロのstringといえば、それは「弦」のことだし、 三味線のstringといえば、それは「糸」のことになる。 ところで、物理学でstring theoryというと、 「ひも理論」と訳されることも多いけれど、 あれは、string状態になった粒子が振幅運動したり共鳴したり、という理論なので、 「ひも」ではなく、まさに弦楽器の「弦」のイメージなのであって、 […]

  • 2017.06.14
  • ,

つけざるカレーうどん

出勤途中に渋谷を歩いていたら、とある飲食店の入り口に、 「つけざるカレーうどん」 というポスターが貼られていた。 耳慣れない言葉だけれども、 ポスターには写真も一緒だったので、それが何なのかは理解できたのだが、 もしこの言葉を、会話の中で初めて耳にしたとしたら、 咄嗟に理解するのは難しいかったかもしれない。 というのも、「つけ」を「つける」の未然形と捉え、 「ざる」を否定の「ず」の連体形とし、 ( […]

埋葬と捕食について

電車の窓からふと外を見ると、 住宅街の真ん中に墓地があることも、最近では珍しいことではなくなった。 (というか、墓地の周りに住宅地が浸食してきたと言う方が正しいか) けれども、それが「神聖なるもの」であれ、「穢れ」であれ、 やはり死と我々の日常との間には、厳然たる境界線があることには疑いがない。 それが証拠に、いくら親しい人ではあっても、 その人の亡骸を、家の庭やベランダに葬ろうなどと考える人は皆 […]

伊勢屋稲荷に犬の糞

「伊勢屋稲荷に犬の糞」とは、江戸時代に言われていた「江戸名物」のことだが、 400年経ったいま、東京の街を眺めてみると、何が目立つか。 ●コンビニ 使用頻度からしても、とにかく目立つのはこれ。 上位7チェーンでみると、全国で約53,000店舗、 東京には約7,000店舗(全国の8分の1以上!)。 まずはこれを指標としておこう。 ●神社・寺院 全国規模でみると、実は神社も寺院もコンビニよりも多い。 […]

「新勅撰和歌集」の大晦日

日本の古典和歌の特徴は、「四季」の歌の豊富さにあると言ってもよい。 当然ながら、恋の歌も多いには多いが、 恋愛感情の表出は、古今東西の歌謡・文学には普遍的なものであって、 特に珍しいというわけではない。 やはり日本という風土であるからこそ誕生し、洗練されてきた「四季」の歌をこそ楽しみたい。 季節には変わり目(境界点)があるがゆえに、それぞれの季節が実感されるわけで、 その境界点の中でも、一番顕著で […]

湯西川訪泉記

12月24・25日は、都内にいても煩わしいだけなので、 思い切って温泉へ行くことにした。 夏から激務続きで、ロクに休みも取れなかったので、ちょうどいい。 ではさて、どこへ行こうか。 関東近辺だけど、それほどメジャーじゃないところ。 気分的には、海沿いよりは、山奥がイイ。 とまぁ、「じゃらん」とにらめっこをした結果、 鬼怒川のさらに奥にある、「湯西川温泉」に決めた。 調べてみると、ここは平家の落ち武 […]

「音」という字について考える

「音」という漢字は単純ではあるが、 その成り立ちについて考えてみると、それほど簡単な問題ではないような気がしてきて、 調べてみることにした。 漢字には会意文字というやつがあって、分かりやすい例でいえば、 田+力=男 日+月=明 など、別の意味をもつ漢字二つが合体して、一つの漢字になるものである。 「音」という字も、最初は何となく会意文字かな、ぐらいに思っていたのだけれども、 立+日=音 では、何の […]

「泰階(太階)」の正体

少し前に書いた、「泰階(太階)」についての記事、 「諸橋大漢和」を手に入れたらもう一度調査し直そう、としていたのだけれど、 念願かなって、この世界最大の漢和辞典を手に入れたので、 早速、調査を再開してみた。 「泰」の字を調べると、「泰階」については前回紹介したとおりの説明なのだが、 その隣に「泰階六符」という語があり、「漢書」の注として、 泰階、三台也、毎台二星、凡六星 という例文が挙げてある。 […]

1 15