雑記

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伊勢屋稲荷に犬の糞

「伊勢屋稲荷に犬の糞」とは、江戸時代に言われていた「江戸名物」のことだが、 400年経ったいま、東京の街を眺めてみると、何が目立つか。 ●コンビニ 使用頻度からしても、とにかく目立つのはこれ。 上位7チェーンでみると、全国で約53,000店舗、 東京には約7,000店舗(全国の8分の1以上!)。 まずはこれを指標としておこう。 ●神社・寺院 全国規模でみると、実は神社も寺院もコンビニよりも多い。 […]

「新勅撰和歌集」の大晦日

日本の古典和歌の特徴は、「四季」の歌の豊富さにあると言ってもよい。 当然ながら、恋の歌も多いには多いが、 恋愛感情の表出は、古今東西の歌謡・文学には普遍的なものであって、 特に珍しいというわけではない。 やはり日本という風土であるからこそ誕生し、洗練されてきた「四季」の歌をこそ楽しみたい。 季節には変わり目(境界点)があるがゆえに、それぞれの季節が実感されるわけで、 その境界点の中でも、一番顕著で […]

湯西川訪泉記

12月24・25日は、都内にいても煩わしいだけなので、 思い切って温泉へ行くことにした。 夏から激務続きで、ロクに休みも取れなかったので、ちょうどいい。 ではさて、どこへ行こうか。 関東近辺だけど、それほどメジャーじゃないところ。 気分的には、海沿いよりは、山奥がイイ。 とまぁ、「じゃらん」とにらめっこをした結果、 鬼怒川のさらに奥にある、「湯西川温泉」に決めた。 調べてみると、ここは平家の落ち武 […]

「音」という字について考える

「音」という漢字は単純ではあるが、 その成り立ちについて考えてみると、それほど簡単な問題ではないような気がしてきて、 調べてみることにした。 漢字には会意文字というやつがあって、分かりやすい例でいえば、 田+力=男 日+月=明 など、別の意味をもつ漢字二つが合体して、一つの漢字になるものである。 「音」という字も、最初は何となく会意文字かな、ぐらいに思っていたのだけれども、 立+日=音 では、何の […]

「泰階(太階)」の正体

少し前に書いた、「泰階(太階)」についての記事、 「諸橋大漢和」を手に入れたらもう一度調査し直そう、としていたのだけれど、 念願かなって、この世界最大の漢和辞典を手に入れたので、 早速、調査を再開してみた。 「泰」の字を調べると、「泰階」については前回紹介したとおりの説明なのだが、 その隣に「泰階六符」という語があり、「漢書」の注として、 泰階、三台也、毎台二星、凡六星 という例文が挙げてある。 […]

七夕あれこれ

・天文シミュレータソフト「ステラナビゲータ」。 なかなか買うタイミングがなかったのだけれど、 今年に入ってやって手に入れた。 年代と場所を指定することで星空を再現したり、 惑星や恒星まで疑似移動してみたり、 太陽系を外から眺めてみたり、 およそ天文に関することであれば、何でもできるといっても過言ではない。 都会に住んでいると、星空なんて見ることができないけれど、 七夕の夜ぐらいは・・・とというとき […]

泰階(太階)について

「泰階(太階)」という名の星について調べていたところ、 個人の方のブログに行き着いた。 ありがたいことに、「諸橋大漢和」の説明を引用してくださっている。 「星の名。上・中・下の三階に分れ、 毎階各二星、上階の上星を天子、下星を女主、 中階の上星を諸侯三候、下星を卿大夫、 下階の上星を元士、庶人に象る。 此の星が平かなれば五穀豊饒、天下泰平であるといふ」 六つの星からなる、という点で、 まず思い浮か […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その5)

(その4からの続き) 三月ではあるが、まだ日は長くないので、次の目的地へと急ぐことにする。 ※書くのも先を急がなくては、記憶が薄れてしまう。 正午前に「鎌倉五山 本店」で建長饂飩(けんちんうどん)をいただいたきりで、 今まで水分すら摂っていないことに気付き、 とりあえず一休みすることにした。 小町通りにある、「カフェロマーノ」。 飢えと渇きのせいか、自家製のケーキと珈琲がやたらと旨い。 器やコーヒ […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その4)

(その3からの続き) 鎌倉宮を後にし、西へと戻る。 若宮大路の一本東の道を南下し、200~300mほど歩くと案内板がある。 次の目的地は、鎌倉幕府最後の執権、北条高時が新田義貞に攻められ自害をした場所、 通称「高時腹切りやぐら」である。 そもそも「太平記」の史跡を歩くということ自体が、 人の死の跡を訪れることだという認識はあったが、 やはり血腥い処が続くな、、、という思いはある。 観光客などほとん […]

「太平記」の鎌倉を歩く(その3)

(その2からの続き) 源氏山からの下りも、化粧坂に劣らぬ”古風な”道。 しかも長い。 ここを抜ければ、鎌倉の中心部に出る。 おそらく義貞軍も通ったであろう。 最後は、一人がやっと通れるぐらいの隙間をくぐると、 寿福寺の裏手の墓地に出た。 黄泉の国の長い暗道を抜けて、この世に戻ってきたイザナキは、 きっとこんなカタルシスを体験したのだろう。 何となく、ホッとした。 そのまま寿 […]

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